中国が中国銀行に言いがかりです「知名度に便乗、詐欺だ」中国銀行の方が歴史が古いのですが…




『岡山市に本店を置く地方銀行「中国銀行」の屋号を巡り、パキスタンに駐在する中国外交官が「知名度に便乗した詐欺とは思わないのか?」などとX(旧ツイッター)に投稿していたことが22日、分かった。北京に本店を置く同名の国有大手と混同する訪日客が多いことに不満を漏らしたとみられるが、産経新聞の取材に応じた中銀担当者は「投稿内容の意図は全くない」と困惑した』とのことです。

「中国」地方という呼称の由来ははっきりしていません。日本神話に、葦原中国(あしはらのなかつくに)または豊葦原中国(とよあしはらのなかつくに)が日本全体の名称として登場しています。一説には古代、畿内を中心に令制国を「近国」「中国」「遠国」に区別したとき、この地方のほとんどが「中国」に相当したからだとされています。また、奈良時代には「中国」と呼ばれていたとも言います。

中国銀行については『岡山県及び広島県備後地方や香川県にあった数多くの中小銀行が、合併と買収を繰り返すことによって成長した地方銀行で、1930年(昭和5年)12月21日に第一合同銀行と山陽銀行が合併して中國銀行として設立されて以降、岡山県内最大の銀行として存在している』とのことです。

一方で、中華人民共和国建国は1949年10月1日建国とされています。中国銀行の方が歴史が古いことになります。単なる言いがかりなので、中銀担当者が困惑するのも無理はありません。中国の方は、関心を持った時点で歴史を勉強されてはいかがでしょうか。




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