トランプ氏勝利で玉川氏、不安感を示す⇒応援していたハリス氏が負けて不満をぶつけているだけでは?
米大統領選でトランプ氏が勝利し、日本のマスコミが不満を述べています。
テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」に出演した玉川徹氏もその一人で、トランプ氏勝利に不安感を示したとのことです。
しかし、どうやら不安感というよりも、不満感のようです。
思う通りの結果にならず「不安感」という不満を視聴者にぶつける
玉川氏は、米大統領選で共和党のドナルド・トランプ氏の当選が確実となったことについて、『「これからの4年間は、例えば温暖化も、CO2が関係ないとか言うような人ですから」「日本にむちゃな要求をしてきそうな感じがあるんで、これからの4年間、本当にイヤなニュースをずいぶん見なきゃいけないなっていう感じがしますね」』と不快感を示しました。
玉川氏はハリス氏を応援していたようで、開票前には『僕はハリスさんが大統領になるのかなと思ってきたんですけど、もし、そうじゃなかった場合は、男性・女性の支持者の違い、男性はやっぱり男性の大統領を選ぶのか、みたいなことになりかねないと思うんです。ガラスの天井って言われる。本当にトランプさんになったとしたら、アメリカでは人種の問題よりも、女性だとだめなのかって話になるんじゃないかと、注目しています』と述べていました。そして、トランプ氏勝利後も『女性であることは影響したのではと思う。女性から見ても強さという部分で言うと、ハリスさんよりトランプさんだと見られた。G7を見ても、大統領制の国で女性が大統領だったことはない。やっぱり直接選ぶと言うことになると、女性が選ばれることはまだ難しい。この男よりも強いと思うような人でないと難しいのかな』と述べていました。
しかし、自民党総裁選の結果について玉川氏は、石破首相勝利を、自民党内でリアリズムが働いた結果と指摘しています。自民党で女性候補が敗北すると「リアリズム」で、米大統領選では「女性だから負けた」と、まったく言っていることが一貫していません。
日本のメディアは、自民総裁選では石破推しで、高市氏については否定的だったのは皆さんがよく知るところです。だから玉川氏も支持している方が勝ったから「リアリズムの結果」と指摘したのでしょう。一方で、米国については選挙前、何の根拠か知りませんが「ハリス優勢」の報道が非常に目立っていました。ハリス氏勝利を願っていたのでしょう。だからハリス氏の敗北について、女性であることを原因に上げ、不安感を述べたのだと思います。
これではトランプ氏の勝利に不満を述べているにしか映りません。他の番組でも解説者やコメンテーターが不満を述べて、トランプ政権が誕生すると「こーなる。あーなる」と不安を煽っているようですが、SNSの反応を見ているとウンザリを通り越して呆れているようです。