世襲批判の野田代表が「(立民の世襲は)自民とは全然違う」と主張です。。。ダブスタ発動ですか?世襲は世襲では?
立憲民主党の野田佳彦代表が衆院選で、自民党の世襲批判を強めています。
野田代表はこれまでも「閣僚のほぼ半分が世襲で異常な事態だ」「ジュニア(息子)に委ねると4世だ。ルパンでも3世までだ」と訴えていて、世襲制限の実現を「令和の最大の政治改革」と位置づけていました。
しかし、今回の衆院選で、立民からも多くの世襲候補が発覚しました。これを受け、野田代表がとんでもないコメントを残しました。
野田代表「自民の世襲は悪い世襲、立憲の世襲はいい世襲」ですか?
野田代表は、立民の代表選からも世襲批判を行っていて、衆院選が近づくにつれ、特に自民党について批判を強めていました。しかし、いざ衆院選に突入すると『自民「世襲」候補が3割弱 立民も1割超、全体で136人』と報じられました。
これにはさすがに「言ってることとやってることが違う」「ダブスタだ」との批判があがりました。一部のメディアも『政見放送では、たたき上げで政治家になった自らの経歴を紹介しながら世襲を批判し、遊説でも言及してきた。ただ、党内には親の「地盤、看板、カバン」を引き継ぐ世襲政治家も少なくなく、主張との整合性が問われている』と報じています。
すると、『主張の整合性について20日、野田氏は東京都内で記者団に問われると、「立民の候補者らは世襲制限法案に賛同しており、自民とは全然違う。全然、同じではない」と説明した』とのことです。
一体なにを言っているのでしょう。世襲は世襲ではないでしょうか。立民が提出した世襲制限法案に賛同したのなら、その候補者らは出馬を控えるべきでしょう。もしくは同じ選挙区からの出馬は控えるべきと考えます。
これでは「自民の世襲は悪い世襲、立憲の世襲はいい世襲」と言っているようにしか聞こえません。
野田代表は立民の中では数少ない良識派と思っていただけに、非常に残念です。