代表選でも自民批判の立民候補者の不思議!代表選のライバルは自民ではありませんよ?

自民党総裁選が注目されている中、立憲民主党も各候補が討論を行い、代表の座を競っています。

自民党総裁選候補は各地で公開討論を実施して、政策討論を行っていますが、立民も同様に行っています。しかし、何が違うかと言えば、自民候補者らは首相になれば日本をどのようにするかのビジョンを明確に示していますが、立民の候補者らはなぜか自民批判を交えています。

代表選でも自民批判の立民候補者

立候補している4人は14日、岡山市、大阪市、神戸市で街頭演説や政策討論に臨み、論戦を交わしましたが、4人の候補は自民党を批判しています。

野田元総理大臣は「自民党の総裁選挙に立候補した9人の共通点は『裏金問題』を解明しようという姿勢が全くないことだ。金権政治に決別し、世襲を制限することで自民党の政治文化を粉砕していく先頭に立つ」と述べました。

枝野前代表は「総裁選挙の候補者は『裏金問題』のくさいものにふたをし、堂々と『裏金議員』を推薦人に並べている人もおり、反省していない。自民党の欺まんとごまかしにしっかりメスを入れる決意だ」と述べました。

泉代表は「良識と倫理観を持っている国民は、間違いなく、自民党の『裏金議員』を退場させることが正しいと思っているのではないか。みんなが戦いやすく選挙で勝てる環境を必ずつくり、代表として自民党に勝つ」と述べました。

吉田晴美氏は「総裁選挙の候補者は『政策活動費を廃止する』とか『防衛増税をやらない』などと言っているが、国民や党員から支持を得たい短絡的な発想だ。永田町に染まらない1期生の立場でそんたくなく政治を語る」と述べました。

引用元 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240914/k10014581931000.html

不思議なのですが、これは国政選挙でなく、党代表選挙です。いちいち自民党のことをやり玉に上げなければアピールが出来ないのでしょうか。

代表選で必要なのはどのように党の方向性を示し、他の野党とはどのように連携し、どうやって政権交代を実現するか。低迷している支持率をどのように回復するかだと思います。そして、政権交代が実現したら、国民をどうやって導き、どんな日本にするかに進むのだと思います。

立民の候補者らは代表選で自民党と争っていると勘違いしているようにしか思えません。自民総裁選と比較すると、立民代表選が国民に目を向けていないように見えます。こういうところが支持率に影響しているのではないでしょうか。

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