立民の内部分裂?岩手1区で現職に対して刺客を放った立民岩手県連。。。選挙で内部闘争するのはやめてもらえないでしょうか。。。
東京五輪が終わり、パラリンピックが終われば衆議院議員総選挙が待ち構えています。日本の命運を握る選挙に向けて各党が候補者擁立に力を注いでいます。
当然立憲民主党も候補者の擁立を急いでいるわけですが、暗雲が立ち込めているのが岩手です。岩手と言えば立憲民主党の重鎮小沢一郎衆議院議員の地元です。
その岩手では立憲民主党の岩手県連がこともあろうに立憲民主党所属現職の階猛衆議院議員に刺客を送り込んだのです。
内部闘争は民主党以来の伝統なのでしょうが、選挙で内部闘争を繰り広げるのは有権者に失礼ではないでしょうか。
刺客が放たれた岩手1区。。。
衆議院議員総選挙に向けて候補者擁立が進んでいますが、岩手1区では事情が他の選挙区とは異なります。
他の選挙区では、理念もない野党共闘といった形で候補者擁立・調整が進んでいますが、岩手1区で起きていることは『刺客』です。
立憲民主党岩手県連は14日、次期衆院選岩手1区に盛岡市出身のフリーアナウンサー、佐野利恵氏(30)を擁立すると発表した。同区には既に同党から公認内定を得ている現職階猛氏(54)がいるが、資金問題で対立する階氏に身内が「刺客」を立てる異例の構図で、野党の分裂選挙となる可能性が出てきた。
中略
県連副代表の木戸口英司参院議員は、14日の記者会見で「衆院解散、総選挙までの解決は見通せず、県連と共に戦う意思が階氏にないことは明らかだ」と指摘、佐野氏が党本部の公認を得られるとの認識を示した。階氏は「国難にある今、選挙対策よりも新型コロナウイルス対策の実行が重要と考えている。岩手1区の衆院議員としてなすべきことをなし、野党への期待と信頼を高めていく」とコメントを発表した。
引用元 立民現職に身内が「刺客」次期衆院選岩手1区フリーアナ擁立で異例の構図
『県連と共に戦う意思がない』と階衆議院議員を断罪する木戸口参議院議員ですが、岩手県連と階衆議院議員の因縁が衆議院議員総選挙で一層鮮明になったと言えます。
その因縁とは政治資金を巡る問題です。
訴訟にまで持ち込まれた政治資金問題。。。
階衆議院議員と岩手県連、言い換えれば小沢衆議院議員との間では因縁がありました。階衆議院議員は民主党時代に、消費税増税を巡って小沢衆議院議員と対立し、袂を分かった過去があります。
その後、政治資金を巡る問題で度々対立してきました。
旧国民民主党岩手県連の政治資金を不法に移したとして、立憲民主党県連が階猛衆院議員(岩手1区)に3300万円の損害賠償を求めた訴訟の書面による準備手続きが25日、盛岡地裁でオンライン形式で開かれた。地裁は双方に和解を検討するよう求めていたが、ともに主張を変えず和解は成立しなかった。党内での問題が解決しないまま、秋までに実施される次期衆院選を迎える見通しとなった。
引用元 政治資金持ち出し訴訟 立憲岩手県連と階猛衆院議員、和解成立せず
両者一歩も引かず、和解は不成立になりました。
こうした両者間で繰り広げられている鍔迫り合いが、日本の将来を左右する衆議院議員総選挙に持ち込まれたのです。
岩手県連は、この政治資金問題を盾に県連の結成大会への階衆議院議員の出席を拒んだりもしました。
岩手1区を舞台に繰り広げられる両者のいざこざは、果たして有権者の目にどのように映るのでしょうか。両者とも信に値せずと映るに決まっています。
理念なく結党された立憲民主党の縮図が岩手県連なのです。
立憲民主党に国政を舞台にした茶番劇をさせない為には、衆議院議員総選挙で有権者の英断が必要不可欠です。