KADOKAWA被害の身代金要求ウイルス、支払い是非は




産経新聞の記事によると、出版大手KADOKAWAが大規模なサイバー攻撃を受けた問題は、被害発覚から8日で1カ月を迎える。システム障害に加え、大量の個人情報が流出したとみられ、データの復元や暴露回避のための金銭を要求する「ランサムウエア(身代金要求型ウイルス)」への対応の難しさが浮き彫りになった。特に身代金の支払いの是非は、専門家の間でも見解が分かれており、企業は被害発覚後の対処方法を明確化しておく必要がある。と書かれています。

KADOKAWAを巡っては、グループ会社のドワンゴや学校法人「角川ドワンゴ学園」などに関連する個人情報が流出したとみられています。
KADOKAWAは現在も被害の把握に追われ、「7月中に正確な情報が得られる見通し」と説明しています。
「ブラックスーツ」を名乗るロシア系ハッカー集団は6月27日公表の犯行声明で、盗んだデータの公開回避と引き換えに身代金を要求しました。
「彼らが提示した金額はこの会社にとって非常に低い」とし、KADOKAWAが身代金交渉に応じていることをほのめかしています。
身代金を支払うことが正解かはなんともいえません。一度払ってしまえばデータを握られている限りいくらでも同じことができるでしょうし、第二、第三の被害にもつながる気がします。
予想以上に大きくなっている問題ですが、無事解決につながるのかまだまだ注目です。




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