蓮舫氏、連合、国民民主に否定され都庁内でも不人気?「オール東京」とは?
6月20日告示、7月7日投開票の東京都知事選を、無所属で立候補する蓮舫氏を応援する立憲民主党と共産党は「オール東京」で支えると言いますが、ここにきて「オール東京」そのものに疑問があります。
連合東京、国民民主党は蓮舫氏支援を否定していて、ただでさえ蓮舫氏にとっては非常に痛いことだと思いますが、さらに都庁職員から蓮舫氏は軽んじられている雰囲気があるそうです。
庁内で不人気?どこが「オール東京」?
「オール東京」で都知事選に臨む蓮舫氏ですが、庁内では、軽んじられている雰囲気がありそうです。都幹部職員は蓮舫氏について『出馬は正直驚きました。検討はしているけれど、首を縦に振らなかったと聞いていました。4月の衆院3補選での全勝、静岡県知事選、目黒区の都議補選で立憲民主党の公認または推薦候補の当選が続いたことに勢いを感じたのでしょう。ただ、庁内では、軽んじられている雰囲気があります。『東京が2番になっちゃうよ』『うちの部署が仕分けられる』と面白おかしく扱われています。5月29日も都議会各会派への挨拶回りとして、議員控室に来ていましたが、共産党の控室で大ハシャギし、呆れられていました。庁内で蓮舫さんを推す声はほぼなく、勝つとは思われていません』と語っているそうです。
蓮舫氏は民主党政権時代の事業仕分けで「必殺仕分け人」と揶揄されていました。そのイメージが今も残り、都庁職員も冗談交じりに言いながら実は戦々恐々なのかもしれません。都庁職員に受け入れられていない状況では「オール東京」に程遠いのではないでしょうか。沖縄にも「オール沖縄」がありますが、少なくとも沖縄県庁は「オール沖縄」勢力が強いようです。
都庁職員だけでなく、蓮舫氏は連合にも見放され、国民民主党も蓮舫氏の支援を否定しています。日本維新の会の藤田幹事長も『静観するという態度で臨みたい』と現時点ではどの候補者にも推薦などは出さない方針を示しました。
もはや蓮舫氏の味方は立民、共産、社民とその支持者だけと言っていいでしょう。オール東京どころか味方の方が少ないではありませんか。
「オール○○」と言うのは左派の集まりのことを指すのでしょうか。