AIの著作権侵害対策、クリエーターら意見交換の場を設置へ




産経新聞の記事によると、文化庁は19日、人工知能(AI)による著作権侵害への対策を、クリエーターやAIの開発事業者といった当事者が議論する会合を4月以降に設けると明らかにした。

学習したデータを基に文章や画像などを作り出す生成AIの急速な普及を受け、著作権法の解釈だけでは乗り切れない事態に対応するための意見交換の場となります。
会合には法律家らの参加も予定で権利侵害が疑われる事例のほか、AI関連の技術や著作物の使用許諾の状況、学習から除外すべき海賊版サイトの情報共有なども進めていくとのこと。
AIに関する著作権法の解釈については、文化審議会小委員会が議論を重ねてきました。
文化審著作権分科会は19日、AIによる権利侵害に「歯止め」をかけるために、委員会がまとめた「考え方」を了承したとのことです。
AIに関するこういった話し合いや法整備は今後加速度的に必要になってくることでしょう。




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