30秒以内に部屋の“隠しカメラ”をスマホで見つける技術を中国が開発




産経新聞の記事によると、中国の武漢大学やシンガポールの南洋理工大学などに所属する研究者らが発表した論文「LocCams: An Efficient and Robust Approach for Detecting and Localizing Hidden Wireless Cameras via Commodity Devices」は、スマートフォンを使用して、隠しワイヤレスカメラの検出と位置特定を行う手法を提案した研究報告である。と書かれています。

このシステムは、無線LAN内のデータパケットを分析することによって、パケット送信率(Packet Transmission Rate、PTR)に基づいて隠しカメラを受動的に検出します。
カメラの位置特定は、検出器と隠しカメラの間の物理チャネルが見通し内(Line-of-Sight、LOS)伝ぱパスであるかを、チャンネル状態情報(Channel State Information、CSI)サブキャリアの分布に基づいて判断し、軽量な畳み込みニューラルネットワーク(CNN)モデルに基づく特徴抽出アプローチを使用して行われるといいます。
LocCamsは異なるカメラの位置特定において95.12%の全体的な精度を達成し、カメラと部屋のデータがトレーニングデータセットの一部ではない場合でも、検出から30秒以内に部屋内の隠しカメラを特定できることを示しました。
この技術が確率されれば犯罪抑止など、あらゆる面で機能するのではないでしょうか。




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