ソフトバンクの能登半島地震による通信網の被害は20億円前
産経新聞の記事によると、携帯電話大手ソフトバンクの宮川潤一社長は7日の記者会見で、能登半島地震による通信網の被害は20億円前後だと明らかにした。道路網が寸断した地域を除き、移動式電源や衛星通信で応急復旧が進んでおり「暫定だが99%のエリアが回復した」と述べた。と書かれています。
宮川氏は、東日本大震災時と比べても被災地に向けた機材や人員の輸送が困難だったと説明しました。
基地局の再整備といった本格的な作業は「電力の復旧を待って取り組む」としています。
同時に発表した2023年4~12月期連結決算は、純利益が前年同期比20・0%減の4066億円でした。
前年同期にスマートフォン決済PayPay(ペイペイ)の子会社化に伴う利益を計上した反動があったからとのこと。
今回の能登半島地震でも感じることは電子決済が普及した結果、電子機器が使用不能になった際に非常に困ることになるのではということです。もちろん、そもそもお金を使う場面が少なくなりますし、それどころではない状況ではありますが、有事の際に電子のみというのも少し怖い気がします。