EU加盟国、AI規制法案承認で世界初の包括規制
産経ニュースの記事によると、欧州連合(EU)の27加盟国は2日の大使級会合で、対話型人工知能(AI)「チャットGPT」など生成AIを含むAI規制法案を全会一致で承認した。ブルトン欧州委員(域内市場担当)が明らかにした。世界初の包括的AI規制となる。欧州議会は3月にも法案を採決する見通しで、早ければ2026年に運用が始まる。
と書かれています。
欧州委員会は21年4月、AIをリスクの高さによって分類し、リスクに応じて規制を設ける内容の法案を発表しました。
その後の生成AIの発展を受け、画像がAIで作成されたことを明示したり、システム開発に使用した著作物を開示したりすることを企業に義務付ける規制案も加わっています。
規制に違反した場合、最も重いケースで3500万ユーロ(約56億円)か、年間売上高の7%の制裁金が科されるとのこと。
昨今のAIブームに対して、いち早く法整備を行うのは非常に素晴らしいと言えます。
日本でも早めの法整備を行い、著名人の人権確保や、著作者の権利など優先的に法整備を行う必要がありそうです。