能登半島地震を巡り、中国国営放送のアナウンサー「日本の地震は報いか」。一方で台湾はいち早く支援を表明。この違いは何でしょう?
元旦から能登半島地域を震度7の地震が襲いました。報道によると、5日の午前10時現在で92人確認されているということです。
輪島市の坂口茂市長は5日の会見で、倒壊した建物の下などに住民が生き埋めとなっている事案は少なくとも100件を超えるとの認識を示ししました。現在、自衛隊が中心となって懸命な救助活動が行われています。
また、地震の影響で、各地で道路が寸断され、多くの避難者が避難所に集まっています。
そんな中、中国国営放送局の男性アナウンサーが、「日本の地震は報いか」などと発言した動画を投稿したそうです。
能登半島地震を巡り、中国国営放送のアナウンサーが驚愕のコメント
輪島市の坂口茂市長は5日、市役所で会見を開き、能登半島地震で倒壊した建物の下などに住民が生き埋めとなっている事案は少なくとも100件を超えるとの認識を示しました。NHKは5日、「石川県で92人死亡 このうち輪島市で55人死亡」と報じています。まだまだ死者の確認が増えることを示唆しています。
被災地では、自衛隊を中心に懸命の捜索が続いています。木原防衛相は4日の会見で「昨日は、約2,000名ということでありましたが、本日は倍増させて、約4,600名程度において活動をしていきます」と、発表し、救助の倍増を表明しました。
もちろん、日本国中が一人でも多くの人が救出されることを祈っています。そして、お隣台湾は、どの国よりも早く支援を表明してくれました。そんな中、同じく隣国中国のアナウンサーが信じられない発言をしました。
中国国営放送局の男性アナウンサーは、中国のミニブログアプリ「微博」と中国版TikTok「抖音」で、「日本の地震は報いか」などと発言した動画を投稿したというのです。さすがにこのアナウンサーが所属する放送局は「不適切な発言をしたとされる問題について調査が終えるまで停職処分にした」と発表したようですが、驚いたことに、中国ネットユーザーらが処分に反発したというのです。
投稿の中には「停職ではなく昇進」を求める声も上がったそうで、「日本はわが国を侮辱し、国民を虐殺し、海洋を汚染している。一言非難したら法律違反になるのか?」などと主張した意見もあり、さらに「おめでとう」「良いニュース」「明けましておめでとうございます」といった日本を茶化す投稿もあったそうです。
いかがでしょう。台湾と比べ、人道の欠片もないコメント。いかに隣人とはいえ、とても仲良くしようと思えないコメントです。また、2011年9月27日、サッカーのアジアチャンピオンズカップ(ACL)の準々決勝で、韓国側のサポーターが、【日本の大地震をお祝います】という垂れ幕を掲示したのを思い出しました。韓国も隣国です。台湾と比べこの両国の下劣さときたら怒りを覚えます。民度という言葉をよく聞くと思いますが、まさに民度が低いと言わざるを得ません。
日本も本当に大事にしなければいけない国はどこかを見極めなければいけません。