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日本共産党の衆議院議員総選挙の候補者が『汚染魚』発言で立候補を取り下げました⇒汚染水という共産党の使う表現は問題ないのでしょうか。。。

日本共産党にらしからぬことが起きてしまいました。次の衆議院議員総選挙に立候補を予定していた人物が立候補を取りやめたというのです。

しかも、取りやめた理由は候補者調整ではなく、自身の失言です。呆れることに日本近海で採れた魚を『汚染魚』と表現したのです。

漁業関係者の努力を踏み躙るような発言に憤りを禁じ得ませんが、日本共産党は『汚染水』という言葉を使用することは禁じていません。

『汚染水』は良くて『汚染魚』は許さないという姿勢の違いは一体どうしてなのでしょうか。

『汚染魚』発言。衆議院議員総選挙の立候補が取りやめに。。。

処理水の海洋放出が始まって以降、処理水に関する発言が与野党問わず頻りになされています。その中には風評被害を助長させるようなもの、フェイクなもの等がありますが、次の衆議院議員総選挙に立候補を予定していた人物が呆れる発言をし、謝罪に追い込まれました。

東京電力福島第1原発事故の処理水海洋放出を巡り、共産党の村井明美・元広島県福山市議(75)が8日、X(ツイッター)で日本近海で取れた魚を「汚染魚」と表現したことを謝罪し、投稿を削除した。

村井氏は9日、毎日新聞の取材に「私が(汚染魚と)書いたことで、福島で努力されている方を非常に悲しませたし、憤らせた。努力を踏みにじる、浅はかな書き方だったと反省している」と述べた。
引用元 共産党の元福山市議が「汚染魚」と投稿、謝罪し削除 処理水放出巡り

言って良いことと悪いことの区別すらつかないのでしょうか。この発言によって衆議院議員総選挙の立候補は取りやめになりましたが、このような感覚の持ち主が市議を務めていたことも驚きを禁じ得ません。

許されざる発言をした元日本共産党市議ですが、一方で日本共産党は『汚染水』という言葉を使っています。この表現をやめるべきではないかと問われた小池書記局長は次のように語っています。

--(共産が用いる)「汚染水」という言葉を使うのをやめたらどうか

小池氏「汚染水、あるいはアルプス処理水という言い方を私たちはしています。汚染水という言葉を使ってはいけないかのような議論にわれわれはくみするものではありません。汚染水って言い方自体もきちんと科学的だと思いますよ。だって単なるトリチウムだけが入っている、通常の運転に伴う原発のトリチウム水とは違うわけですから。原発事故に伴うさまざまな核種が含まれている。そういう水を放出したってことは歴史上ないわけですから、それについてやはり汚染水という呼び方をするということ自体は科学的な根拠があるというふうに思っていますし、何か言い方を変えれば危険性が除去されるようなことは、ちょっとそれは違うんじゃないかな。ちなみに海外マスコミの報道などを見ても必ずしも処理水って言い方で統一されているわけじゃなくて、いろんな言い方をしているということは聞いております」
引用元 「汚染魚は党見解に反する」も「汚染水は科学的」 共産・小池書記局長会見の主なやり取り

小池書記局長は『原発事故に伴うさまざまな核種が含まれている。』と語っていますが、東京電力の処理水ポータルサイトでは『トリチウム以外の放射性物質が、安全に関する規制基準値を確実に下回るまで、多核種除去設備等で浄化処理した水(トリチウムを除く告示濃度比総和1未満)を「ALPS処理水」』と説明がなされています。

小池書記局長は『何か言い方を変えれば危険性が除去されるようなことは、ちょっとそれは違うんじゃないかな。』としていますが、安全性の基準を確実に下回っているものでも危険性があるとお考えなのでしょうか。仮にそのように考えているのであれば、科学的な根拠を持って話してもらいたいと思います。

少なくとも『汚染魚』はだめで『汚染水』は良いとする日本共産党の姿勢に多くの有権者は嫌悪感を抱いていることに気がついてもらいたいと思います。

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