NASA素材や体温警告機で冷却用品商戦




うだるような暑さが続く中、メーカーが対策用品の充実に乗り出しています。
シャープは部活動中の熱中症リスクを軽減しようと、中学生を対象に自社の蓄冷材を使った検証を開始しました。

新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが5類に移行して外出機会が増える中、冷却関連用品の市場は拡大しそうだ。
シャープは検証に、液晶の材料研究を応用して開発した、温度を一定に保つ蓄冷材などを使用。熱中症は脳や臓器などの深部体温の上昇に起因することが多く、運動前に蓄冷材で手のひらの血管を冷やすことで、どれだけ深部体温の上昇を抑えられるか調べる。
冷却用品商戦が〝熱い〟 NASA素材や体温警告機

同社開発の汗による不快感を軽減する素材「トリプルドライカラット」は、肌側にポリエステル撥水糸を使用することで常にドライな状態を保ち、ビジネスシャツなどに採用されています。




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