中国、ガリウムなど半導体材料の輸出規制




中国政府は3日、半導体材料に使う重要鉱物であるガリウムなどについて、輸出規制を8月1日から実施すると発表しました。
国家安全に関わる戦略物資や技術の輸出を規制する「輸出管理法」などに基づく措置で、当局の許可を得ずに輸出することを禁じることとなります。

日本の半導体メーカーなどに支障が生じる恐れがあり、影響が注視される。

中国商務省と税関総署が発表した。「国家の安全と利益を守るため」の措置だと説明した。ガリウムのほか、半導体や光学部品に使うゲルマニウムの関連品目などが輸出規制の対象になる。これらは中国が高いシェアを誇っているという。

中国、ガリウムなど半導体材料の輸出規制 米の圧力に対抗、8月から

輸出管理法は2020年12月に施行されました。
中国の安全保障に関わると判断した物資や技術などを当局がリスト化して輸出を制限することが柱となります。




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