立民の泉代表、代表質問で『増税するなら明言し、解散総選挙で信を問え』 ⇒サミット後『国際平和と解散は結び付かない』 ⇒ 解散を求めていたのではなかったのでしょうか。。。
野党間の連携も破綻し、益々迷走の色が濃くなっているのが野党第一党の立民です。迷走をしているせいか、その発言にも一貫性がありません。
通常国会冒頭では、防衛増税を念頭に『解散総選挙で信を問え』と勇ましいことを言っていたのに、サミット後には『国際平和と解散は結び付かない』と語り、一転して解散総選挙に否定的な姿勢です。
存在感もなく、さらに一貫性もないとなっては泉代表が代表を務め続ける意味は何なのでしょうか。。。
一貫性もない泉代表の発言です。。。
広島サミットが閉幕し、岸田総理が議長国として見事なリーダシップを発揮しました。その岸田総理が存在感を示したためか、内閣支持率は上昇しています。
内閣支持率の上昇を見て、危機感を覚えているのが立民の泉代表です。
立憲民主党の泉健太代表は21日、G7広島サミット閉幕を受け、取り沙汰される早期の衆院解散を牽制(けんせい)した。
「国際平和と解散は結び付かない。サミットの熱で有権者を振り回せると思ったら、間違いだ」と宇都宮市で記者団に述べた。
岸田文雄内閣に対する不信任決議案の提出については「現時点では白紙だ」と述べるにとどめた。
岸田総理の解散権を牽制するだけならまだ理解できますが、野党第一党にとって唯一の武器とも言える内閣不信任決議案についても『現時点では白紙』と語るなど及び腰としか言いようがない姿勢です。
今は及び腰の泉代表ですが、今とは違う姿勢を取っていた時期もありました。それが通常国会の冒頭に行われた代表質問の内容に表れています。
「額ありき 増税ありき 議論なし」。25日の衆院代表質問で立憲民主党の泉健太代表は、防衛費倍増方針を巡る岸田文雄首相の姿勢を川柳風に皮肉った。「増税するなら明言し、解散総選挙で信を問え」と首相に迫ったが、増税については「まずは行財政改革の努力を最大限行う」との入り口論、解散については「何についてどのように信を問うのかは時の総理の専権事項」との一般論でかわされた。
引用元 防衛増税や解散 野党追及をかわす首相 本会議質問に限界
『防衛増税するなら』と条件付きでしたが、泉代表は『解散総選挙で信を問え』と語っていました。この通常国会の冒頭では、昨年の臨時国会から行なっていた維新の会との連携に自信を深めていたのかもしれません。
そんな泉代表も今では岸田総理の解散権を牽制し、維新の会との連携も御破算になり、さらには友党の日本共産党とも選挙協力に否定的な姿勢を示すなど、野党内での孤立が際立っています。
通常国会で存在感を示すどころかリーダシップもなければ一貫性もないことを泉代表は示してしまいました。このような状況を見ると次期総選挙でいくら多い人数を擁立したとしても、獲得できる議席は多くはないと思います。