AIは「核兵器のように危険」という警告の真意とは




デジタル時代における「Time Well Spent(有意義な時間)」を提唱したトリスタン・ハリスらが率いる非営利団体が、人工知能(AI)の急速な普及を「核兵器」になぞらえて警告しています。

その真意を読み解くと、AIが抱えるさまざまな課題が見えてくる──。『WIRED』エディター・アット・ラージ(編集主幹)のスティーヴン・レヴィによる考察。

非営利団体「Center for Humane Technology」が2023年3月上旬、金融や慈善活動、産業、政府、メディア界のリーダー100人以上を呼び集め、人工知能(AI)が人類を絶滅させる可能性に関して意見を聞く会合を開いた。会場となったニューヨークの「Paley Center for Media」では団体の共同創設者であるトリスタン・ハリスとエイザ・ラスキンが壇上に立ち、次のように書かれたスライドを使って「破滅の時」に関するプレゼンテーションを開始した。
AIは「核兵器のように危険」という警告の真意

AIを開発している企業の従業員の何人かがCenter for Humane Technologyに接触し、自分たちのつくっている製品は恐ろしく危険なものであり、大惨事を防ぐためには外部の力が必要であるとの懸念を伝えたといいます。
まるで映画のような話ですが、実際に人類は過去からもAIの反乱というものは認識していました。
それがきっと現実になる日も近いのでしょう。




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