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時事通信の世論調査について泉代表『「弊社の世論調査」と党勢回復は僕は別かなと思っています』 ⇒ 世論調査を軽視して惨敗した過去をお忘れなのでしょうか。。。

立民にとって青天の霹靂だったに違いない時事通信の衝撃の世論調査ですが、泉代表は強気の姿勢を崩そうとしていません。

記者会見で時事通信の記者に、支持率について問われた泉代表は支持率と党勢回復は別物という考えを示しました。時事通信の世論調査を軽視できるほど何かしらの情報を持っているのでしょうか。

世論調査を軽視する姿勢は枝野前代表と瓜二つです。枝野前代表は投票行動を重視すると語っていましたが、衆議院議員総選挙では見事に惨敗を喫しました。

泉代表も同じ轍を踏む気なのでしょうか。。。

支持率と党勢回復は別物です。。。

政権交代を主張する立民ですが、その期待は一向に現れません。世論調査を実施しているマスコミは多々ありますが、その中でも時事通信の世論調査は衝撃的なものでした。

驚くことに過去最低の2.5%を記録したのです。この世論調査について泉代表が時事通信の記者からの質問に答えています。

【時事通信・木田記者】
もう一点。別件だが、弊社の世論調査で、立憲民主党の支持率が旧国民民主党との合流以降過去最低の2.5%となった。受け止め、要因をどのようにご覧になっているか、どう党勢回復に努めたいか、お聞きしたい。

【代表】
いや、「弊社の世論調査」と党勢回復は僕は別かなと思っていますので、ある社では支持率が上がっているところもあったりしますので、時事さんがむしろどういう理由でそうなったのかを教えてもらえればというぐらいの話でして。
当然、(調査を)取ったとき、それぞれのときに、支持率というのは上がったり下がったりするものなので、それはその都度そういう受け止めをしているということですし、これから国会も始まりますから、いよいよ立憲民主党の主張というものをより多くの方に理解してもらえたらなと思います。
引用元 泉健太代表記者会見2023年1月20日(金)

『これから国会も始まりますから、いよいよ立憲民主党の主張というものをより多くの方に理解してもらえたらなと思います。』と語る泉代表ですが、代表に就任し1年以上経つのに悠長なことを言っている余裕はあるのでしょうか。

そして時事通信の世論調査については支持率と党勢回復は別物という考えを示しています。仮に泉代表の言う通りであるなら、政党支持率はもちろんのこと内閣支持率には何の意味があるのでしょうか。

泉代表の世論調査に対しての強気の姿勢ですが、以前も同じように強気な姿勢を示していた人物がいます。それが衆議院議員総選挙を前にした当時の枝野代表です。

次期衆院選(31日投開票)をテーマに開催された18日の日本記者クラブ主催の公開討論会で、報道各社の世論調査で立憲民主党の支持率が低迷していることを指摘された枝野幸男代表が不満をあらわにする場面があった。「減ったことは問題だと思っていない」と述べた上で「皆さんの世論調査をもって最終評価をしないでほしい。決めるのは投票行動だ。皆さんの行っている世論調査ではない」と反発した。
引用元 立民・枝野氏「決めるのは投票」 支持率低迷に反論

低迷していた支持率を指摘され、決めるのは世論調査ではなく、投票行動だと反発した枝野前代表ですが、結果は世論調査で低迷する通りの惨敗の結果になりました。

泉代表がどのような根拠で支持率と党勢回復は別物と考えているのかは不明ですが、世論調査を軽視し、独自の調査結果を重視するような姿勢であれば、枝野前代表と同じ轍を踏む可能性は大きいと思います。

通常国会では昨年の臨時国会とは違い、有権者が求めているような建設的な議論をしてもらいたいと思います。

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