埼玉・秩父市でドローン使った定期配送開始
埼玉県秩父市とゼンリンなどは26日、昨年9月に発生した県道の土砂崩落の影響で厳冬期の孤立が懸念される中津川地区へ、ドローンを使った定期的な物資配送を開始しました。
3月末までをめどに週1回、定期配送が行われる。
両者のほか、ドローンやその通信環境の確保などでKDDI、KDDIスマートドローン、エアロネクスト、配送物資を手配する生活協同組合コープみらい、ちちぶ観光機構、ウエルシア薬局が参加し、秩父市とゼンリンが締結した「緊急物資輸送に関する連携協定」をもとに取り組む。
埼玉・秩父市でドローン使った定期配送開始 土砂崩れで孤立懸念の中津川地区へ
ゼンリンの古屋貴雄執行役員は「今回のプロジェクトは社会的意義が高く、住民が安心な生活を送るために必要な取り組み。しっかりと進めたい」と話しました。
土砂崩れの影響などで車や物資が入れない地域などへのドローン配達が可能になれば災害時の大きな力になります。
様々な技術を導入し、より利便性が高く安全な運用ができることを祈ります。