立民・逢坂代表代行『共産党、維新の(主張の)違いは分かるが、それをつなぎとめる役割が野党第1党にはある』 ⇒ 即座に馬場代表に否定されてしまいました。。。
立民の逢坂代表代行と維新の会の馬場代表が番組に出演し、共闘についての議論が行われました。
立民と維新の会は通常国会で連携することが確認されています。ですが、立民が秋波を送っても維新の会が頑なに拒んでいるのが選挙協力です。立民としては野党をまとめて大きな塊を作りたいのでしょうが、政策も理念も異なる党同士の選挙協力は、有権者の選択肢を奪うということに気が付かないのでしょうか。
番組内でも逢坂代表代行は選挙協力に言及しましたが、馬場代表は即座に否定しました。
野党第一党が野党第二党に媚を売る、このような姿勢は憲政史上立民くらいだと思います。
振られ続けてもめげない立民です。。。
立民は政策も理念も異なる党との連携を取ろうと必死に動いています。泉代表になって以降、その傾向は顕著で、維新の会への接近を試みています。
実際、通常国会が召集される前に立民と維新の会は通常国会で連携することに合意しました。
合意文書では「無駄な予算の見直しや政治家が率先して姿勢を示す身を切る改革、税と社会保障を含めた歳入歳出の構造改革を実践しないままに国民に増税を強いる、いわゆる防衛増税には強く反対し、撤回を求める」と明記した。衆参の各委員会でも密接に連携し、建設的な国会運営を目指して対応するとした。
引用元 立民と維新、協調を正式合意 増税反対や「身を切る改革」
この合意に就いて立民の泉代表は「国民の声を全く聞こうとしない政権運営になりかねない中で、野党が力を合わせて修正を促すのは(昨年の臨時国会で)極めて重要な役割を果たせてきたし、果たせていける」と語り、意義を強調しています。
そしてこの合意で気を良くしたのか、立民の逢坂代表代行は維新の会の馬場代表と出演した番組で選挙協力について言及しました。
次期衆院選で連携する可能性に関して、逢坂氏は「共産党、維新の(主張の)違いは分かるが、それをつなぎとめる役割が野党第1党にはある。1人しか当選しない選挙で(与党を相手に)仲間として戦うのは宿命だ」と述べ、幅広い野党共闘を目指す考えを示した。
引用元 [深層NEWS]国会での立民との「共闘」議論、維新の馬場氏「選挙とは一線画してやっていく」
野党が選挙で連携することは、最近のトレンドなのかもしれませんが、理念・政策が一致しているならまだしも、一致していない政党同士の選挙協力は、有権者から選択肢を奪う行為に他なりません。
逢坂代表代行の選挙協力の話について、馬場代表の答えは明確なものでした。
馬場氏は、「国会の中で動かない与党を動かしていくのが目標だ。選挙とは一線を画してやっていく」と語った。
引用元 [深層NEWS]国会での立民との「共闘」議論、維新の馬場氏「選挙とは一線画してやっていく」
立民からの秋波を即座に拒否したのです。立民には既に多くの選挙で協力してくれた日本共産党がいます。
逢坂代表代行は維新の会と日本共産党をつなぎ留める役割あると語っていますが、どこまで選挙で野合をすれば気が済むのでしょうか。
今の日本には安全保障政策や少子化対策、そして物価高騰への対応等難題が山積しています。その難題を解決するために、「数」の争いをするのではなく、政策を提言するべきではないでしょうか。
その政策が良い物であれば、自ずと「数」はついてくると思います。政策よりも政局で生き生きとする政党は今の日本にとって不要なものと言わざるを得ません。