河野太郎行革担当大臣、自らのワクチン接種計画を自賛⇒1日100万回接種を掲げたのは菅総理で河野大臣は『100万回』に反対していました。。。
自民党総裁選をめぐり各候補が支持の拡大に動いています。
立候補表明で遅れを取った焦りもあるのだと思いますが、河野大臣は自身が上げた成果について極端に強調しています。その強調されている成果の1つが『ワクチン』です。
人々の関心が高いワクチンに関しての成果を主張すれば、支持が拡大すると河野大臣は考えているように見えます。
では本当にワクチンは河野大臣の成果なのでしょうか。ロジスティクスを担当していたことは周知の事実ですが、『1日100万回』への反対の声を押し切ったのは、河野大臣ではなく菅総理です。
河野大臣は他人の手柄を自身の手柄にしようとしているのでしょうか。
自画自賛。。。菅総理を見習ってワクチン行政に専念するべきではないでしょうか。。。
ワクチン接種担当を兼務する河野大臣は、菅総理が新型コロナウイルス対策に専念するとし出馬断念をした自民党総裁選に名乗りを上げました。
本来ならば閣僚の一員として、新型コロナウイルス対策、そして自身が担当しているワクチン接種を一層進めるべきだったと思います。
自民党総裁選への出馬を表明した河野大臣は成果を強調しています。その強調されている成果の1つがワクチン行政です。
自民党総裁選(17日告示、29日投開票)への出馬を表明した河野太郎ワクチン担当相は12日夜のフジテレビ番組で、自身が担う新型コロナウイルスワクチン行政を自画自賛した。「自分で言うのもなんですけど、言っちゃいますけど、やはり河野太郎でなかったらここまで来なかっただろうと正直、思っています」と述べた。日本におけるワクチン接種回数の増加などを根拠とした。
引用元 ワクチン行政を自画自賛「河野太郎でなかったら…」
自分でなかったら『ここまでこなかった』と豪語する河野大臣ですが、本当に河野大臣の成果なのでしょうか。少なくとも職域接種の受付を一時停止したこともありました。一時停止の際に混乱が起こったことを河野大臣は忘れてしまったのでしょうか。
ワクチン接種計画を進める上で、重要なのが目標の設定です。政府は1日100万回という目標を設定しましたが、その数値目標を設定したのは菅総理であり河野大臣ではありません。
1日100万回接種。。。河野大臣は否定的でした。。。
河野大臣はワクチン接種が進んだことを自身の成果として強調したいようですが、河野大臣は、菅総理が目標を掲げた時に、当初は反対の姿勢を示したことを自ら語っています。
飯田)最初に1日100万回という数字を聞いたときは、大臣ご自身も相当驚かれたということが報道されていましたが、ここまで来ると思っていましたか?
河野)総理が「1日100万回でどうだ」とおっしゃったときに、私は「70~80万回にしましょう」と正直に申し上げたのですが、総理が最後は自分の決断だということで、「100万回」ということを公におっしゃいました。結果から言うと、いちばん多く打った日は170万回くらい打ったのではないかなと思います。ワクチンの在庫が足りなくなるのではないかと心配して、「少しペースを調整してください」とお願いするくらいのスピードで行きました。
引用元 河野担当相が明かす 日本でのワクチン接種が遅れた“本当の理由”
このように菅総理の『1日100万回』に対して河野大臣は『70~80万回』を主張しています。
『1日100万回』の数値目標があったから、ワクチン接種がスピード感を持って進んだのは間違いありません。つまり菅総理が設定した目標があったからこその話なのです。
河野大臣は菅総理の成果を自らの成果として語っていますが、それ以外に成果はないのでしょうか。菅内閣だけではなく安倍内閣でも政府の要職を、河野大臣は歴任しています。
自民党総裁選への出馬を表明してしまった河野大臣について、誰が見てもわかる河野大臣の成果を上げてから、今回ではなく次回以降の自民党総裁選に出馬してもらいたかったと感じています。