プーチン大統領 「ウクライナ国民を今でも「兄弟」と考えている」「今起きている悲劇は我々の政策ではなく、第三国の政策結果」 それなら戦争をやめましょう
ロシアのプーチン大統領は、複数の核弾頭を搭載できる新型の大陸間弾道ミサイル(ICBM)を近く実戦配備する考えを明らかにしました。
ウクライナへの軍事支援を続けるアメリカなどNATO=北大西洋条約機構をけん制するねらいがあるものとみられます。
また、プーチン大統領は、ウクライナ国民を今でも「兄弟」と考えていると表明し、「今起きていることは私たち共通の悲劇だが、われわれの政策の結果ではない」とし、「ロシア的世界の崩壊を常に目指してきた第三国の政策の結果だ」と語ったと、ロイターが伝えました。
ロシアのプーチン大統領は21日、国防省で開いた会合で演説し、ロシア軍はウクライナで直面した問題から学び、修正しなければならないと述べ、10カ月目の終わりを迎えようとしているウクライナ侵攻を遂行するために必要なものを全て提供すると確約した。
プーチン氏は、政府による装備やハードウェアの提供に「資金的な制限はない」と表明。核兵器部隊の戦闘態勢を引き続き向上させるとしたほか、近い将来に新型の大陸間弾道ミサイル(ICBM)「サルマト」を実戦配備すると述べた。
中略
プーチン大統領は、ウクライナ国民を今でも「兄弟」と考えていると表明。「今起きていることは私たち共通の悲劇だが、われわれの政策の結果ではない」とし、「ロシア的世界の崩壊を常に目指してきた第三国の政策の結果だ」と語った。
さて、ついに誰かのせいにしたということは、よほど旗色が悪いのでしょう。でも、侵攻が仮に第三国の政策によるものだとしても、実際に命令を出したのはプーチン大統領で、侵攻当初は勇ましいことを言っていました。もちろんこんな言葉に惑わされるウクライナ人はいないと思ういます。
本当にそう思うなら、さっさと戦争を終結させて、ウクライナに詫びを入れたらどうでしょうか。