立民の岡田幹事長がゴールポストを動かしています。。。11月下旬合格点は『50点』⇒12月には『60点』と変遷しています。。。
今国会の中心的な議題の1つになっている旧統一教会をめぐる問題ですが、最終盤を迎えています。
被害者救済法案の審議が国会で始まり、政府与党と立憲民主党との交渉は大詰めを迎えています。使い勝手の良い法律になってほしいと思いますが、ここにきて立憲民主党の岡田幹事長の変遷が目立ってきました。
岡田幹事長は11月下旬には合格点を『50点』と語っていましたが、今に至っては『60点』と言い始めたのです。
ゴールポストを動かしてどうするつもりなのでしょうか。。。
立民の岡田幹事長が合格点をコロコロと変えています。。。
物価対策や防衛費をはじめとして、日本にとっての懸案が山積していますが、臨時国会では一部の野党は宗教問題に固執し、懸案課題の解決への道筋が一向に報道されません。
その一部の野党が固執している旧統一教会の問題はいよいよ最終局面を迎えました。救済法案の審議が国会で始まったのです。
ですが、ここにきて立憲民主党の岡田幹事長の軸足がまたもやフラフラしているようです。
11月の下旬に開催した定例会見では、政府与党がまとめた救済法案について次のように語っていました。
世界平和統一家庭連合の問題を受けた被害者救済新法の条文案について、「40点」と評価した概要の段階と比べて)あんまり変わってないと思う。配慮義務が入ったところが新しいと思うが、まだ50点の合格点にいっていないと思う。(立憲として法案に賛成することが難しいか問われ)賛否は総合的に考えるけれども、私の気持ちの中では合格点に達していないと思っている。
我々の考え方は(政府や与党に)明確に伝えてある。(衆院の予算)委員会の場で首相が答弁をしているので、しっかり精査しながら、議論を詰めていきたい。(法律の)解釈だけで解決できない問題があると現時点で私は思っている。今のままだと、かなり抜け落ちてしまうんじゃないかと思っている。(定例会見で)
引用元 救済新法条文案 立憲・岡田氏「まだ50点の合格点に達していない」
この岡田幹事長の会見からわかることは、法案の合格点が50点に設定されているということです。そしてこの時点では政府の法案はその合格点に達していないと批判しています。
ですが、12月5日に国会内の記者団に語った話ではなぜか合格点を引き上げていました。
「(与党が提示した修正案は)評価するが不十分だ。60点を合格点とすると40点が50点くらいにはなった。あと10点だ。(残りの10点は)配慮義務を禁止にするということだ」(2022年12月5日、国会で記者団に)
立憲民主党の岡田克也幹事長は世界平和統一家庭連合(旧統一教会)問題を受けた被害者救済法案を巡り、自民党が提示した修正案に一定の理解を示した。
この岡田幹事長の2つの発言を見比べると岡田幹事長が法案をまとめる気があるのか疑わしく思えてきます。
当初の合格点に達しているのであれば、迅速な被害者救済を実現させるために法案を成立させるべきです。なぜ岡田幹事長はゴールポストを動かしたのでしょうか。
今国会で立憲民主党の興味は、多くの市民の望みとは全く別で、旧統一教会問題くらいにしかありませんでした。つまりこの問題が解決すれば、見せ場はもうないのです。
合格点をずらした理由は定かではありませんが、仮に政局狙いであるなら、国会に立憲民主党が存在する意義はまったくないと思います。