テレビ朝日の玉川氏の発言で隠された大問題です。。。テレビ朝日は『椿事件』の反省はないのでしょうか。。。

テレビ朝日系で放送されているモーニングショーで、コメンテーターとして出演しているテレビ朝日社員の玉川氏のデマ発言が大きな波紋を呼びました。

玉川氏は処分も受け、処分期間も終わったのでこのデマ発言問題は解決したような雰囲気に包まれています。ですが、玉川氏の発言で見過ごされている部分があります。それが『政治的』な部分です。

謹慎10日間という甘い処分をしたテレビ朝日には『椿事件』の反省はないように思えます。

玉川氏のデマ発言の本当の問題点に触れようとしないテレビ朝日です。。。

玉川氏のデマ発言は今に始まったことではなく、過去にも撤回謝罪をしていたことはありました。今回の玉川氏のデマ発言では『事実と異なる』という報道として基本の「き」が欠けていたことが問題になりました。

ですが大事な問題が見過ごされています。

 そして、玉川氏の発言では「電通がかかわっていた」という趣旨の発言がクローズアップされがちだが、私はそれ以上に問題と考える部分がある。

それは

「これが政治的な意図だと思うから。僕は演出側の人間ですから。そういう風に作りますよ、当然ながら」

という発言である。

これは玉川氏が、過去の番組制作において「政治的な意図を持って〝演出〟をしていた」と受け止められかねない危険な発言だろう。
引用元 テレ朝は「政治的に」「演出」を問題視してないのか、玉川徹氏「謝罪・復帰」に抜け落ちている重大視点

この玉川氏の発言を素直に受け取れば、玉川氏は政治体な意図を持って報道してきたということになりかねません。

この大問題となる発言について、処分明けで番組に出演した玉川氏からは弁明または撤回はなく、謝罪はありませんでした。

仮に『政治的な意図』を持って報道してきたとしても、それは問題ではないと判断したのでしょうか。

テレビ朝日は『政治的な意図』で過去に大問題を引き起こしたことがあります。それが『椿事件』です。

テレビ朝日ではかつて「椿発言」という大問題が起こったことがある。

これは1993(平成5)年に当時、報道局長だった椿貞良氏が日本民間放送連盟(民放連)の会合で、総選挙報道について、「反自民の連立政権を成立させる手助けになるような報道をしようではないか」などと発言した。

この「偏向報道」を煽るかような発言は当然問題視され、椿氏に対して衆議院で証人喚問が行われた。また一時はテレビ朝日に対して「放送免許の取り消し処分」も検討された、放送史に残る事件となったのだ。
引用元 テレ朝は「政治的に」「演出」を問題視してないのか、玉川徹氏「謝罪・復帰」に抜け落ちている重大視点

この『椿事件』で放送免許取り消し処分も検討されたことから、テレビ朝日は大いに反省したものと思いました。

このような『事件』を起こした放送局として『政治的な意図』に対しては敏感なものだと思われましたが、玉川氏に下った処分は謹慎10日間であり、謝罪では『政治的な意図』については触れませんでした。

テレビ朝日は、今後も『政治的な意図』を持って番組を制作していくつもりなのでしょうか。テレビ朝日がマスコミとして人々からの信頼に応えようとするのであれば、是非玉川氏の『政治的な意図』発言についても見解を示してもらいたいと思います。

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