日本台湾交流協会、陳鴻基氏へ伝達式を行い、敬意と謝意を表す




日本台湾交流協会では、日台関係の発展のために長年にわたり献身的な尽力をしてきたとして、敬意と謝意を表し、陳鴻基氏への勲記と勲章の伝達式が行われました。

陳氏は台北駐日経済文化代表処(大使館に相当)副代表や台湾の対日窓口機関、亜東関係協会(現台湾日本関係協会)会長を歴任。2004年に新潟県中越地震が起きた際には現地に赴き、災害復興の支援を行った。

勲章を受章し「一生の光栄だ」と感想を語った陳氏は、駐日副代表時に泉氏が外務省アジア大洋州局の中国課長だったことに触れ、台湾から日本へのビザなし渡航の実現に向けて大きな力添えがあったとし、当時の「泉課長」に感謝しなければならないと述べた。

泉氏は、陳氏が当時歴代最年少で亜東関係協会会長に抜てきされたと指摘。会長職には通常駐日代表(大使に相当)経験者が就任していたとして、陳氏の対日関係への努力が高い評価を得ていたことが分かるとたたえた。

交流協会によると、今回の受章に際し、林芳正外相や交流協会の大橋光夫会長から祝電が寄せられ、陳氏に渡されたという。

引用元 日本と台湾の友好親善と相互理解に寄与 陳鴻基氏に旭日重光章

日本交流協会では、日本と台湾の間の実務レベルでの交流関係を維持するため、台湾在留邦人及び邦人旅行者の入域や日台間の学術・文化交流等から各種の便宜を図り、我が国と台湾との貿易、経済、技術交流等の諸関係を円滑に遂行することを目的としています。

また蔡英文総統は、日本と共同で地域の安全と安定の維持に取り組む他、引き続き、連携を強めて地域の堅実たるパートナーとして、グローバルな自由と繁栄をけん引していく心意義であり、日本国会の台湾への支持を示しています。



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