【中国】党規約改正、習氏権威強化へ。。。
中国で、10月16日に開幕する第20回共産党大会まで1カ月を切りました。
党大会では、最高規則である党規約を改正し、習近平総書記の権威を高める表現が明記される模様です。習氏の3期目入りに合わせて、建国の父、毛沢東に使われた「領袖(りょうしゅう)」という呼称を習氏に適用するなどして、習氏を毛と同列に位置付けるという観測が広がっているようです。
党中央政治局は今月9日の会議で「重大な戦略思想を党規約に盛り込む」方針を確認した。習氏が2期目に入った2017年の前回党大会では、行動指針として「習近平新時代の中国の特色ある社会主義思想」が明記された。個人名を冠した指導理念が党規約に書き込まれたのは、毛沢東、トウ小平に続き3人目。今回の改正で「習近平思想」に短縮し、「毛沢東思想」に並ぶ形で格上げされるという見方が出ている。
また、香港紙・星島日報は、21年秋に提起された「二つの確立」というスローガンが規約に書き込まれ、「習氏の地位をさらに高める可能性がある」という分析を伝えた。「二つの確立」は、別格の指導者である「核心」として習氏の地位を確固としたものにすることなどを指し、党が禁じる個人崇拝につながるという批判もある。
同紙はまた、台湾について「祖国の完全統一を実現することは党の揺るがぬ歴史的任務」と定めると報じた。習氏は同じ言い回しを過去の演説でもしており、党規約に記されれば、習政権が台湾統一を目指す方針が一段と明確になる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a31e92b31e30e60123d01efed471148ee6ed2597
何故、経済対策や外交、コロナ対策に失政し続けている人物が毛沢東と同等扱いになるのか意味がわかりません。
習近平氏もどんどん自分の権威に固執していますが「救国の英雄」だった毛沢東のようなカリスマ性があるわけではありません。なおさら自分を偉大に見せようとしているのが明白です。