岸田首相の新型コロナウイルスの水際対策、入国者数の上限を引き上げる方針
岸田首相は、新型コロナウイルスの感染状況を踏まえた上で新たなコロナ対策を表明し、新型コロナウイルスの水際対策について、1日あたりの入国者数の上限を2万人から5万人に引き上げるなどの緩和策を表明しました。
新型コロナウイルスの水際対策について、岸田首相は9月7日から、1日あたりの入国者数の上限を、2万人から5万人に引き上げるなどの緩和策を表明した。
岸田首相「入国者数の上限を5万人に引き上げるとともに、すべての国を対象に、添乗員をともなわないパッケージツアーによる入国を可能にする」
岸田首相はまた、「G7並みの円滑な入国が可能となるよう、さらに緩和を進めていきたい」と述べた。
一方、オミクロン株に対応した新たなワクチンについて、「10月に予定する接種の開始をさらに前倒しする」と説明した。
ワクチンについて政府は、新型コロナウイルスのオミクロン株に対応した新しいワクチン接種について、企業や大学の職場接種を実施する方向で検討し、秋頃の開始を想定しています。
新ワクチンについては、2回以上接種した18歳以上が対象となる見込みであり、市区町村が設ける会場での接種を先行させ、職場などの会場でも接種可能な場を確保するため、促進につながる効果に期待されます。