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サンデーモーニングに出演している青木理氏が、東アジアで『価値を共有している国って台湾を除けば、韓国しかない』と韓国との連携を訴えています。。。

国政選挙の投開票日が近いことを反映してなのでしょうか、サンデーモーニングの政府への批判が鳴りを潜めています。ですが、やはり岸田総理のやることに不満があるようで、出演しているジャーナリストの青木理氏は岸田総理の外交に苦言を呈しています。

青木氏の主張は価値を共有している国は東アジアでは韓国しかないから、日本は韓国との連携を強めるべきというものでしたが、情報をアップデートしていないのでしょうか。

外務省のホームページをみると、韓国を、基本的価値を共有している国とはみなしていないのです。

青木氏の主張は個人の願望にしか過ぎないのです。。。

日韓の連携を訴える青木氏。。。その前に確認することがあるのでは。。。

岸田総理が日本の総理として初めて、北大西洋条約機構の首脳会議に出席しました。歴史的なことですが、サンデーモーニングの視点は違いました。

日本と北大西洋条約機構加盟国の関係よりも、日本と韓国との関係の方が重要なようで、番組にコメンテーターとして出演しているジャーナリストの青木氏は次のように語っています。

 ジャーナリストの青木理氏が3日、TBS系「サンデーモーニング」(日曜前8・00)に出演し、日韓関係について言及した。
中略
冷静に考えてもらいたいんですけれども、例えば中国と向き合うにしても北(朝鮮)と向き合うにしても、あるいはロシアと向き合うにしても、この東アジア地域で自由とか民主主義とかっていう価値を共有している国って台湾を除けば、韓国しかないわけですよね。その日韓が歴史問題でいがみ合っている。あるいは米国だってこれからどうなるか分からないって中で、やっぱり日韓が連携することの大切さっていうのは誰が考えても一番合理的だと思うんですよね

引用元 青木理氏 日韓関係に私見「日韓が連携することの大切さっていうのは誰が考えても一番合理的だと」

青木氏は価値の共有を理由に日韓の連携が一番合理的だとしていますが、肝心なことが抜け落ちています。本当に韓国が価値を共有する国なのかという点です。

外務省のホームページには各国との政治関係について記されています。韓国との政治関係には大きな修正がなされました。

内容の変化が注目されているのは、外務省がウェブサイトで国別に公開している「基礎データ」の韓国のページ。面積や人口といった一般的な事柄に加えて、南北関係や経済情勢など多岐にわたって解説されている。その中で注目されているのが、「二国間関係」の「政治関係」の項目だ。

これまでの、

「韓国は、我が国と、自由と民主主義、市場経済等の基本的価値を共有する重要な隣国であり、近年、両国の関係は、一層の深みと広がりを見せている」
という記述が、3月2日には、

「韓国は、我が国にとって最も重要な隣国であり、近年、両国の関係は、一層の深みと広がりを見せている」
に更新された。
引用元 もはや韓国とは「基本的価値を共有」していない 外務省サイト「基礎データ」更新が大波紋

外務省のホームページからは、『基本的価値』というものがごっそり削除されたのです。この修正がなされたのは2015年です。そして現在に至るまで『基本的価値』の文言は復活していません。

価値を共有しているとする青木氏の主張の根拠は何なのでしょうか。それとも情報のアップデートをしていないのでしょうか。

ジャーナリストであるなら、自身の感覚に頼ることなく、客観的な発言をしてもらいたいと思います。

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