立民の報告書に異議が唱えられています。。。立民には説明責任が求められます。。。

昨年、立民所属だった本多平直衆議院議員の発言が騒ぎになりました。本多議員は発言について謝罪し、今では元職になりました。

騒動から一年が経とうしている今、本多前議員が大々的に告発を行いました。発言の真偽については当事者にしかわかりませんが、本多前議員の主張によれば少なくとも立民の調査過程は余りに公党として杜撰と言わざるを得ないものだったのです。

本多元議員の告発によって『謝る』ことが目的化していたことと言わざるを得ない立憲民主党の姿勢が明らかになりました。立憲民主党は大きな逆風に晒されています。

杜撰だった立憲民主党の調査。。。

昨年、立憲民主党の党内での議論の中身が世間から批判を浴びました。本多氏が『50歳近くの自分が14歳の子と性交したら、たとえ同意があっても捕まることになる。それはおかしい』と主張したとされる問題です。

当事者の本多氏が立憲民主党の調査について異議を唱えています。

ところが、WTから24日後の6月3日、本多氏はWTの中間報告案を読んで驚愕する。

「50歳近くの自分が14歳の子と性交したら、たとえ同意があっても捕まることになる。それはおかしい」と本多氏が発言したことになっていたからである。

〈私は驚き、「こうした発言をした記憶はない」「音声データを確認させてほしい」「もしもこうした発言をしていたならば、誤解を招く表現なので撤回する。中間報告案から削除してほしい」と訴えた。

しかし寺田座長は、「発言は事実なのでそのまま記載したい」と主張した。一方で他の議員からも「誤解を招く表現なので削除すべきだ」との声があがった。
引用元 「14歳と性交」発言は捏造だった! 大バッシングから1年…辞職した立憲民主党元議員が“覚悟の告発”

当事者である本多氏をはじめ、他の議員からも本多氏はそのような発言を実際にはしていないとの異議が上がっていたというのです。寺田座長は、発言は『事実』としていますが、もしも『事実』であるなら、本多氏はともかく他の議員から異議が出るとは思えません。

更に驚くべきなのは福山哲郎幹事長(当時)の対応です。

そんな中、立憲民主党の福山哲郎幹事長が本多氏に提案したのは、「発言」をそのまま認めて謝罪する、というものだった。

〈私は動揺した。発言した覚えもなく、音声データの有無さえ不明のまま、「発言」を認めることなどできないと思った。しかし福山幹事長はこう言った。

「言った、言わない、の議論になれば、あなたが不利だよ」〉

心理的に動揺した本多氏は、した覚えのない「発言」を認め、謝罪することになる。
引用元 「14歳と性交」発言は捏造だった! 大バッシングから1年…辞職した立憲民主党元議員が“覚悟の告発”

この話が事実ならば、福山幹事長は、党にとっての有利不利を考えてただけだったのでしょうか。。。『事実』を確認する気はなかったのでしょうか。もしも本多前議員の告発が本当ならば、福山幹事長は本多氏に謝罪をさせるということが目的化していたと言わざるを得ません。これは民主主義国家ではあるまじき行為でしょう。

立憲民主党は身内に甘いと散々批判されてきたことが脳裏をよぎったのは想像に難くありません。ましてや当時は衆議院議員総選挙がいつ行われるのか注目されていた時期です。

従来と違った姿勢を有権者に印象付けたかったのかもしれません。

『事実』よりも『有利不利』を優先する姿勢は、立憲民主党の国会論戦でも多々見受けられます。立憲民主党は、政府批判をし、それが有利に働くと判断すれば徹底的に国会で政府批判を行ってきました。

つまり立憲民主党は党としての体裁すら整っていないと思えてしまいます。泉代表は参議院議員通常選挙を『存亡をかけた戦い』と認識しているようですが、いっそのことその前に解党をした方が、日本の政治にとって最善の選択な気がします。

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