オムロンが新AIソフトを開発。マスク着用したまま顔認証が可能に。
オムロンはマスクを着用したままでも顔認証が可能な人工知能(AI)のソフトウエアを発売しました。
新型コロナウイルス流行が長期化する中、マスクを外さなくても個人を特定でき、セキュリティー管理の利便性向上につなげることを目的としています。
マスク着用時も露出している目の周囲の特徴を識別する。マスクをしていない場合と同水準の認証精度を実現した。オフィスビルなどの入退室管理や、厳格な取り扱いが求められる工作機器などのログイン時の利用を想定している。
カメラを含めた顔認証システムを既に導入している企業や、新規でシステムを導入する顧客向けに販売し、機能を強化してもらう。
オムロンは顔認証ソフトの令和6年度の国内売上高を3年度比で2倍に増やす目標を掲げています。
対応シーンを拡大することで販売を強化する方針です。
広報担当者は「コロナ収束後も花粉症やインフルエンザの流行時には一定数の人がマスクを使うので、需要を見込める」としています。
このように時代に合わせた技術革新を行い生活をより豊かにすることは素晴らしい試みです。