『共闘』は終わりなのでしょうか。。。立民が1人区競合を容認する方針です。。。そして人材不足も深刻です。。。

立憲民主党は参議院議員通常選挙に向けて、野党共闘の形を作ろうと必死に動いていました。最終的にはまとまると思われた野党各党ですが、立憲民主党が1人区での競合を容認する方針との報道が出ました。

野党第一党でありながら、野党を取りまとめる指導力、リーダシップが立憲民主党にはなかったようです。

そして更に深刻なのが立憲民主党の人材不足です。公認候補を決めたと報じられましたが、その人物は2019年の参議院議員通常選挙に国民民主党から出馬し、昨年の衆議院議員総選挙では立憲民主党から出馬したものの落選していたのです。

リーダシップもなければ、人材も集まらない立憲民主党はこのまま衰退の道を歩むことになりそうです。

泉代表が匙を投げたのでしょうか?1人区での競合を容認。。。

通常国会でやることなすこと全てが上手くいかない立憲民主党ですが、遂に野党共闘も投げ出したようです。

今夏の参議院議員通常選挙の方針を転換したと報じられています。

立憲民主党は夏の参院選の1人区で、共産党や国民民主党との候補者の競合を事実上容認する方向となった。野党各党と候補者調整を行う意向だったが、調整は難しく方針転換した形。従来の野党共闘の枠組みは崩れつつあり、立民内からは「調整が付かないところは仕方がない」(幹部)との声も上がる。

立民の泉健太代表は6日の講演で、「共産党は『国民民主党のことが絶対嫌だ』と言うし、国民民主党は『共産党のことは絶対嫌だ』と言う中で、(1人区の)一本化は非常に難しい」と表明。2日には奈良市内で記者団に「野党が議席を取ったことがない選挙区は各党が出してもいいという声もある」と述べ、競合を容認する姿勢をにじませていた。
引用元 立民、1人区の競合容認 崩れる野党共闘―参院選

泉代表の発言を聞けば完全にお手上げなのが良くわかります。枝野前代表は、結果は惨敗でしたが衆議院議員総選挙で野党各党をまとめ上げました。そうした点をみると泉代表には枝野前代表並みの指導力、リーダシップはなかったと言えます。そのような代表で参議院議員通常選挙に挑んでも勝算があるとは誰も思いません。

今までの泉代表の姿勢を反映してか、人材不足も深刻化しています。

公認候補決定の見通しも負け続けた人物でした。。。

参議院議員通常選挙まで約3か月になりましたが、立憲民主党がようやく神奈川選挙区の2人目の公認候補決定の見通しが立ちました。

ですが、全くの新人ではなく落選し続けた人物だったのです。

夏の参院選神奈川選挙区を巡り、立憲民主党が2人目の公認候補として新人の水野素子氏(51)を擁立する方針を固めたことが6日、複数の関係者への取材で分かった。今後、党内手続きを経て正式決定する見通し。

水野氏は東大法学部卒。宇宙航空研究開発機構(JAXA)勤務などを経て、2019年の参院選東京選挙区に旧国民民主党から、21年の衆院選東京16区に立民から出馬したが、いずれも落選した。
引用元 立民、参院神奈川選挙区 2人目に新人・水野素子氏擁立へ

2019年の参議院議員通常選挙、そして昨年の衆議院議員総選挙に東京で出馬していた人物を神奈川から出馬させようとしているのです。

しかも、元をたどれば国民民主党が連れてきた人物です。全くの新人を擁立する力は立憲民主党にはないのでしょうか。

人材も集まらない政党が政権獲得を目指すとは、現実をあまりにも無視し過ぎではないでしょうか。

党首には指導力、リーダシップもなく更には人材も集まらない政党が野党第一党であっては日本の政治にとっても不幸としか言いようがありません。

立憲民主党に必要なことは『議席』ではなく『解党的出直し』ではないでしょうか。

関連記事一覧