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モーニングショーの玉川徹氏『ロシアの要求をどこかでのまざるを得ない』と発言。。。主権国家として到底飲めない要求なのはご存知ではないのでしょうか。。。


テレビ朝日が放送しているモーニングショーですが、ここに来て番組に大きな変化がありました。一昨年以来、新型コロナウイルス関連の放送を繰り返してきましたが、今ではロシアによるウクライナ侵攻にシフトしています。

あれだけ新型コロナウイルスで視聴者の不安を煽っていながら変わり身の早さには驚きを禁じ得ません。

そのモーニングショーに出演しているテレビ朝日社員の玉川徹氏ですが、国際関係については疎いのか、信じられない発言をされました。

そろそろ社員に発言させるのではなく、専門家の発言を多く取り上げるべきではないでしょうか。

玉川氏、『ロシアの要求をどこかでのまざるを得ない』。。。

専門家でないにも関わらず、一見それらしく思える発言をする玉川氏ですが、その姿勢はウクライナ情勢についても変わることはありません。

ですが、国際関係のことは疎いのか、あり得ない発言を公共の電波に乗せています。

 玉川さんは「戦争が続くと民間人の死者が桁違いに増えていく。戦力は圧倒的にロシアが上」とウクライナ不利の戦況について懸念。「勇敢に戦ってるけれども、どこかでウクライナが退く以外には市民の死者が増えていくのを止められない。死者が増えないようにすることも指導者の大きな責任」と持論を述べた。

また「『軍の敗北イコール国民の敗北』とは僕は思わない。ウクライナ側にとってのめない要求だとしても、圧倒的な戦力の違いを考えれば、ロシアの要求をどこかでのまざるを得ない」とも加えた。
引用元 玉川徹さん、ウクライナが「どこかで退くことも考えないと」 長嶋一茂は反論「日本国民には分からないような…思いがある」

ロシアの要求をどこかで飲まざるを得ないと指摘する玉川氏ですが、玉川氏はロシアの要求を知っているのでしょうか。

ロシアの要求は、主権国家としてウクライナがまったく受け入れられるものではありません。

要求を吊り上げるロシア。。。

玉川氏が『どこかで飲まざるを得ない』と指摘するロシアの要求ですが、プーチン大統領は要求を更に吊り上げています。

ロシア軍はウクライナ軍の激しい抵抗で進軍の遅れが指摘されていたが、ウクライナ南部などで攻勢を続けて要衝都市の制圧を図っており、プーチン氏が自信を強めている可能性もある。

停戦条件としてプーチン氏は、ウクライナの「非武装化」や「中立化」、ロシアが併合したクリミア半島での主権承認を要求。さらに今月4日のドイツのショルツ首相との電話会談では、東部のドネツク州とルガンスク州の一部を実効支配する親ロ派武装勢力「ドネツク人民共和国」と「ルガンスク人民共和国」に関し、両州全域で親ロ派の主権が認められることがロシアの要求と伝えた。それまでの要求は親ロ派の独立承認で、両州全域での主権は求めていなかった。親ロ派はロシア軍の支援を受け、支配地域の拡大を図っている。
引用元 要求拒否口実にウクライナ侵攻継続 ロシア大統領、停戦条件つり上げ

『非武装化』『中立化』はもちろんですが『クリミア半島での主権承認』など認められる訳がありません。更には親露派支配地域も主権を認めろと言っているのです。

このような要求を『どこかで飲まざるを得ない』とは玉川氏は一体なにを考えているのでしょうか。

専門家でもない玉川氏の的外れの発言を乗せる為に公共の電波があるのではありません。視聴者に有意義な情報・視点を提供する為に公共の電波はあるのです。

新型コロナウイルスの時も煽りに煽り続け、モーニングショーから届けられた有意義な情報は皆無でした。ウクライナ情勢も視聴率稼ぎに使うつもりなのでしょうか。

相次ぐ不祥事に揺れるテレビ朝日ですが、モーニングショーの継続は更なる不信を呼ぶことになるのではないでしょうか。

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