バイデン米大統領、日系人強制収容「二度とないように」
バイデン米大統領は18日、第2次大戦中の日系人強制収容の根拠になった大統領令署名から80年となる2月19日を前に声明を発表しました。
約12万人が正当な理由もなく公民権を奪われたと指摘し、「二度とないように」と日本語を使い、同じ過ちを繰り返さないと約束すると宣言しました。
バイデン氏は強制収容を「米国史の最も恥ずべき章の一つだ」と強調。家や仕事、財産だけでなく、自由も奪われたとして「取り返しのつかない被害を受けた日系人への連邦政府の公式謝罪を確認する」と表明した。
強制収容は「非米国的な行為だった。世代を超えて心の傷をもたらした」との認識を示した。
80年前の出来事ながら「人種差別や外国人排斥を許せば起きる悲劇」として今も教訓になると訴え、収容者の言葉を引用して「日系米国人の話にとどまらず、世界にとって意味を持つ米国人の話だ」とした。(共同)
80年経ってなお、このように宣誓できるのは素晴らしいことです。
バイデン大統領の「人種差別や外国人排斥を許せば起きる悲劇」という言葉にあるように、今もなお人種差別、外国人排斥は行われています。
そのような現状がなくなり、平和な世になるよう祈ります。