「巨大地震注意」お盆休みを直撃 旅行会社はツアー旅行中止の動きも
産経新聞の記事によると、宮崎県で震度6弱を観測した地震から一夜明け、ホテルや旅行会社にはお盆休みの帰省や旅行についての相談やキャンセルなどの問い合わせが相次いだ。南海トラフ地震の臨時情報(巨大地震注意)が初めて発表され、関東から沖縄にかけて1週間程度、強い揺れや津波への注意が呼びかけられたことが夏休みシーズンの旅行者を直撃。旅行会社にはツアー旅行の催行を中止する動きも出ている。
と書かれています。
西武・プリンスホテルズワールドワイドは宮崎県内で運営する2つのホテルで、地震発生後の8日夜未明から9日朝にかけて予約キャンセルが出ました。
「日南海岸南郷プリンスホテル」(日南市)では宿泊客の安全確保のため、9日にプライベートビーチを一時休止して「再開は未定」といいます。
日本旅行業協会によると、宮崎県内では余震を懸念して予定を切り上げて帰る旅行者も出ています。
また、一部では温泉が濁るなどの影響が出て、営業中止を決めた旅館もあるといいます。
「帰省するのが心配だ。行くかどうか迷ってしまう」。都内の女性会社員(46)は、お盆に兵庫県への帰省を予定していたが、巨大地震注意が発出されたことへの不安を口にしていました。