中国海警局の船、尖閣諸島沖での日本漁船への接近が前年の2倍以上に




2021年度に沖縄県の尖閣諸島周辺の領海で、中国海警局の船が日本の漁船に近づこうとする動きが確認されたのは18件もあり、2020年の2倍以上に増えたとのことです。

海上保安庁によりますと去年、尖閣諸島周辺で中国海警局の船が領海に侵入したのは34件で、前の年より10件増えました。

特に日本の漁船に近づこうとする動きで領海侵入するケースが18件確認され、前の年の8件から2倍以上に増えました。

また、領海の外側にある接続水域を航行した日数は332日で、過去最多だった前の年の333日とほぼ同じ水準となりました。

引用元 尖閣沖 中国海警局の船 日本漁船への接近 前年の2倍以上に

専門家である、神戸大学の坂元茂樹名誉教授は「中国の意図は日本漁船を取り締まることで日本の実効支配を揺さぶろうというものだ。中国側の動きは今後さらに先鋭化する可能性がある」と指摘しています。
日本側の強化も必須で、海上保安庁は尖閣諸島周辺の警備を念頭に、令和7年度にかけて大型の巡視船を10隻増やす方針で動いているとのことですが、2022年度も、昨年以上に中国側が日本の漁船を牽制してくると思われますので、早期解決に向かって強い意志を示していただきたいと思います。




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