韓国、ブレークスルー感染の脅威に政策の見直しを検討
韓国の新型コロナウイルスは感染拡大が続き、政府は政策の見直しを図りました。
新型コロナの感染拡大が続く韓国で、重症者が初めて1000人を超えました。政府は「ウィズコロナ政策」から方針を変え、行動制限の再強化に踏み切っています。
韓国で18日に発表された新型コロナの新規感染者は7314人で、4日連続で7000人を超えました。
また、重症者は1016人で過去最多となっています。
重症者が急増した背景には、政府が「ブレークスルー感染」を軽視し、高齢者の重症化予測を見誤ったことがあります。
こうした状況に政府は、18日から会食などは4人まで、飲食店などの店内営業は午後9時までとする規制の再強化を始めました。
経済との両立を目指した韓国政府の「ウィズコロナ政策」は、50日を待たず頓挫した格好です。
新型コロナウイルス新規感染者数が大幅に減少した日本に対抗したかのように見受けられた韓国のウィズコロナ政策。
ブレークスルー感染による新型コロナウイルスの感染力の脅威を見直し、新規感染者数の減少を目指していただきたいと思います。