助成金を受給していた立民・阿部知子衆議院議員と岡本章子衆議院議員はどう責任をとるのでしょうか。。。泉代表も小川政調会長も自民党へは厳しい姿勢でしたが。。。
新型コロナウイルス関連の助成金を受け取っていた衆議院議員がいたことが判明した立憲民主党に対して、『またか』等の呆れた声が多数上がっています。
自民党への批判がそのまま自身の身に降りかかってきたわけですが、泉代表も小川政調会長も自民党には厳しい姿勢を示していました。身内の問題にはどのように対応するつもりなのでしょうか。従前からも指摘されていた『身内に甘い』という悪い癖がでるのでしょうか。
特に阿部知子衆議院議員は、泉代表が代表選の公約で掲げていた『執行役員の半数を女性』を実現する為に両院議員総会長に就任しています。
少なくとも党の役職を辞任するべきではないでしょうか。
自民党を批判していた泉代表と小川政調会長。。。
国会議員が新型コロナウイルス関連の助成金を受給していた問題で、立憲民主党は自民党を批判していました。法的には問題はありませんが、政治家が受給するのは国民感情的に許されないという論調でした。
この批判は、立憲民主党の看板を背負っている泉代表も行っていました。
辞任は適切としている泉代表の考えの背景には、石原内閣参与が新型コロナウイルス関連の助成金を受給していたことが念頭にあったはずです。
更に泉代表と代表選を戦った小川政調会長も泉代表同様に批判をしています。
小川政調会長は石原氏が辞任してもなお、任命責任で岸田総理を批判していくつもりだったようです。これに関しては間違ったことをすれば批判されるのは当然だと思います。
ですが、それは自民党だから批判する、野党だから批判するというものでは当然なく、同じような行為があれば当然どの政治家でも批判を受けるでしょう。
そこで小川政調会長のSNSへの投稿ですが、立憲民主党所属国会議員にはどのように対応するつもりなのでしょうか。
泉代表の任命責任は不問に?
今回、新型コロナウイルス関連の助成金の受給を受けたのは、阿部知子衆議院議員と岡本章子衆議院議員の2人です。
立憲民主党は14日、阿部知子、岡本章子両衆院議員がそれぞれ代表を務める政党支部が、新型コロナウイルス感染拡大に伴う臨時休校に対応する「両立支援等助成金」を受給していたと発表した。金額は、阿部氏側が24万4920円、岡本氏側が2万9520円。両氏とも返金手続きを進めている。
引用元 阿部、岡本氏団体が助成金受給 立民
このうち、阿部知子衆議院議員は泉代表の肝いりの『執行役員の半数を女性』という公約の実現の為に、両院議員総会長に就任しています。
総会では、代表代行に逢坂誠二元首相補佐官(62)、政調会長に小川淳也元総務政務官(50)、国対委員長に馬淵澄夫元国土交通相(61)、選対委員長に大西健介政調会長代理(50)、両院議員総会長に阿部知子衆院議員(73)を起用する人事もそれぞれ了承された。
引用元 立民新執行部が正式発足
小川政調会長は、石原氏が内閣官房参与を辞任しても任命責任は残るとSNSに投稿しています。16日の昼時点で阿部知子両院議員総会長が、その職を辞したという報道は聞こえてきません。
これまでの立憲民主党の政府、そして自民党への批判を見れば当然、阿部知子両院議員総会長はその職を辞し、その上で泉代表の任命責任が問われることになるはずです。
泉代表としてイメージ刷新の為の『執行役員の半数を女性』があっけなく崩れたら、党内の求心力にも影響が出ることは必至ではないでしょうか。新執行部が発足して1か月も経っていないにも関わらず、内部から問題が噴出するのは立憲民主党らしいと言えます。
立憲民主党の党勢の回復は、またしても遠のいたのではないでしょうか。