ブーメラン。。。自民の助成金受給を批判し、任命責任を問うていた立民にも助成金を受け取っていた国会議員がいました。。。
臨時国会が召集され、予算委員会が開催されています。立憲民主党は枝野前代表の時ほど苛烈な政府への批判を控えています。ですが結局立憲民主党はやはり立憲民主党でした。
自民党の国会議員が助成金を受け取っていた問題は、岸田総理が言っていたように適法とは言え、国民感情に照らして考えてみれば適当であったとは言うことはできません。
立憲民主党は、この問題で政府を批判していましたが、結局立憲民主党内にも助成金を受け取っていた国会議員がいることが判明しました。
立憲民主党はいつまで同じような自爆を繰り返すつもりなのでしょうか。。。
臨時国会、助成金受給を批判し、任命責任を問うていた立憲民主党。。。
泉新執行部にとって、臨時国会は枝野前執行部との違いを明確にする好機でした。政府への批判を控えていましたが、政調会長に任命された小川淳也衆議院議員は、予算委員会で自民党の国会議員らが雇用調整助成金を受給していた問題で政府を批判しています。
「落選者の失業対策、民意軽視、お友達人事、上級国民だ」。小川氏は政党支部による雇用調整助成金の受給問題で内閣官房参与を辞任した石原伸晃氏について批判し、岸田文雄首相の任命責任をただした。同様の問題を抱えた大岡敏孝環境副大臣に対しては「政治活動は安定的に公費で支えられている。安易に新型コロナウイルス禍で苦しんでいる人と同等に受け取るのは不適切だ」として、引責辞任を促した。
引用元 「批判」先行だった立民・小川氏 具体案は示せず
国民感情に照らしてみた時に、政治家が雇用調整助成金を受給していたことは納得の得られるものではありません。
一見正論に見える主張をしている立憲民主党ですが、結局この正論は立憲民主党にも襲い掛かりました。
小川政調会長が政府を批判した13日の予算委員会の翌日の14日に立憲民主党の国会議員も雇用調整助成金を受給していたことが判明したのです。
立憲民主党所属国会議員2人がまさかの受給。。。
立憲民主党の特技は批判だけではありません。その批判が立憲民主党にそのまま返ってくることが度々ありました。そして今回も同様に、立憲民主党所属の国会議員が雇用調整助成金を受給していたことが判明したのです。
立憲民主党の西村智奈美幹事長は14日、同党の阿部知子衆院議員と岡本あき子衆院議員が代表を務める政党支部がそれぞれ新型コロナウイルスの助成金を受け取っていたことを明らかにした。両氏ともに返還する意向を示し、手続きに入っているという。
阿部知子氏が代表を務める「立憲民主党神奈川県第12区総支部」は、24万4920円を受給。岡本あき子氏が代表を務める「立憲民主党宮城県第1区総支部」は2万9520円を受給していた。
「両立支援等助成金」は、新型コロナの影響で学校が休校になり、保護者が子どもの世話のために仕事を休まざるを得なくなった場合、雇用主に払われる助成金で、両氏ともに私設秘書の休暇分として申請したという。
西村幹事長は「制度上の問題はなく、適正な受給であると考えるが、国民の誤解を招きかねないことから、返金ということになった」と説明した。
引用元 立憲民主党2議員の団体もコロナ助成金を受給 計27万円超返金へ
岸田総理と同様に「適正な受給」であったと西村幹事長は語っています。岸田内閣の一員なら辞職を求めていた立憲民主党ですが、所属国会議員にはどのような対応をするのでしょうか。
除名でもされるのでしょうか?
それとも返金のみで終わらせるつもりなのでしょうか。
立憲民主党はいつまで経っても同じことをしています。批判をする前に、一旦自分の党内のことも調査をするべきと誰もが思っているはずです。枝野前執行部から泉執行部に代わっても、詰めの甘さは相変わらずと言わざるを得ません。
こうした状況を見ていると立憲民主党の党勢回復は困難な課題なのでしょう。