拡大し続ける、北京冬季五輪の外交的ボイコット。。。
中国では、2022年に北京冬季五輪開幕を予定していますが、アメリカが外交的ボイコットを決めています。
そんな中、外交的ボイコットはアメリカだけに止まらず、ボイコットが拡大しています。
IOC=国際オリンピック委員会のバッハ会長は北京大会の外交的ボイコットに新たにイギリスなどが加わるなか、「IOCが関心があるのは選手の参加だ」と述べました。
IOC・バッハ会長:「私たちは選手に関心があるのです。選手が大会に参加でき、国の支援を受けられることを歓迎します。政治はそれ以外のことで、政治的中立の原則が適用されます」
バッハ会長は8日、北京大会に政府関係者らが参加しない外交的ボイコットは各国の政治判断であり、IOCにとって大事なのは選手の参加だと強調しました。
外交的ボイコットはアメリカが最初に表明したのに続き、8日にはオーストラリア、イギリス、カナダも加わり、4カ国に広がりました。
ただ、いずれの国も選手は派遣する方針を示しています。
北京冬季五輪の外交的ボイコットはアメリカに続き、オーストラリア、イギリス、カナダの4カ国に広がりましたが、さらに拡大されることも予想されます。
中国の人権侵害に対する抗議のメッセージという意味では、外交的ボイコットは適切な判断だと思う国も多いのではないでしょうか。
果たして外交的ボイコットは、4カ国に止まるのでしょうか。