中国のTPP加入申請:生かすも殺すも日本次第




9月16日に中国がCPTPP(環太平洋パートナーシップに関する包括的および先進的な協定)加入を申請すると、その6日後に台湾も加入を申請した。

これに関して岸田文雄首相は、台湾の加入には歓迎の意向を示す一方、中国の加入については、CPTPP加入条件をクリアできるかどうかは不透明として、ややネガティブな姿勢を示した。

このため、日本ではCPTPPを巡る中国と台湾の関係に注目が集まっている。

しかし、CPTPPが自由貿易体制進化のための最高度のインフラとしてグローバル経済に与えるインパクトとそれを健全に発展させる意義の大きさを考えれば、中国と台湾の間の問題は、世界が重視する優先順位の高い課題とは言えないように思われる。

最近の多くの議論を見ていると、日本政府が主導してCPTPPの創設を実現したことの意義の大きさが十分理解されていないように見える。

WTO(世界貿易機関)の機能不全が長期にわたって問題視されながら、加盟国間の合意形成が難しいため、その改革が進まない中、CPTPPはWTOに代わる財とサービスの両面にわたる次代の自由貿易体制を支えるプラットフォームになると考えられる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/1325d37bafe44c490afb474015e0539191787012


「生かすも殺すも日本次第」ではなく、国力に関係なくルールに従う組織であることこそ重要であり、ルールを最優先にするからこそ小国の意見が反映されるしチャンスもある。
TPPは貿易や投資を高い水準で自由化するルールを定めているが、中国が加入を望むのであればそれを受け入れるのが前提条件になる。
しかし現状の体制では中国の加入は厳しく、断るならルールに従わない事を理由に断るのが筋が通って良いと思う。
国際ルールを守らない中国。
国際司法裁判所の判決を紙くずと吐き捨てる中国。こんな国がTPPのルールを守るわけがない。
中国がルールを守らなければ、中国が一方的に有利になる。WTO の失敗を繰り返してはいけない。
日本の問題ではない。

他国に移民を送り出すが、自国には入れさせない、とか、他国の土地を買いあさってるのに、中国国内での土地購入を認めない、などの、チャイナ・グローバリズムはTPPのルール違反。

中国を拒絶するのではなく関与することで良い方向に導こうという論調ですが
かつてWTOに中国加盟を後押しした時と全く同じパターンですね。

そうやって導こうとした結果、
彼らがルールを尊重する国家になったかどうかは見ての通りです。

中国の加盟は 世界にメリットが有るのか?
日本にはメリット有るのか?
↑日本にメリット無ければ断れば良いと思う。




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