岸田総理と立民・枝野代表の姿勢の違いが鮮明に。。。岸田総理は家族会に電話。枝野代表は問題発言の生方衆議院議員に甘い処分。。。
岸田総理の所信表明演説に対抗してなのでしょうか、立憲民主党の枝野代表が代表質問に立ちましたが『私達の政権では』と何回も意味不明な発言をしていました。
政権担当能力があることをアピールしたかったのでしょうが、そんなことをアピールする暇があるなら民主党政権の総括を先にするべきです。
その枝野代表の代表質問ですが、岸田総理の所信表明演説とは決定的に違ったのが、拉致問題への対応です。
岸田総理は、家族会にも電話連絡をし、所信表明演説では無条件で金正恩氏と会談する意向を示しました。一方で枝野代表は、拉致問題に関しては批判しかせず、『私達の政権では』どうするかという話はしませんでした。
さらに拉致問題について大問題な発言をした生方衆議院議員については甘い対応をしています。立憲民主党に拉致問題を解決する気はないのでしょうか。
岸田総理、就任翌日には拉致被害者家族会に電話
岸田内閣が発足したのは10月4日ですが、その翌日の5日には岸田総理は、最重要課題の北朝鮮による拉致問題に関連して、拉致被害者の家族会の代表らに電話をしています。
岸田総理大臣は、総理大臣官邸で記者団に対し、5日に拉致被害者の家族会代表の飯塚繁雄さんなどに電話したことを明らかにしました。
そして「新しい内閣でも拉致問題は最重要課題のひとつであるということをしっかり申し上げ、きのうの日米電話首脳会談でも、拉致問題で日米が連携していくことを確認したことも報告した」と述べました。
そのうえで岸田総理大臣は「家族会の皆様方からも積年の思いを聞かせていただいた。これをしっかり胸に、一日も早いすべての拉致被害者の帰国に向けて全力で取り組んでいきたい」と述べました。
引用元 岸田首相「拉致問題は最重要課題のひとつ」家族会代表に電話
最重要課題の1つ、拉致問題について岸田総理は所信表明演説でも言及し、「全ての拉致被害者の一日も早い帰国を実現すべく、全力で取り組みます。私自身、条件を付けずに金正恩委員長と直接向き合う決意です。」と語っています。
拉致被害者の家族会にも電話をし、所信表明演説では『無条件』で金正恩氏と向き合うという覚悟を示した岸田総理ですが、野党第一党はというと、少し様子が異なります。
枝野代表、代表質問で言及するも批判のみ。。。そして生方衆議院議員には甘い処分。。。
岸田総理の所信表明演説を受けて行われた各党の代表質問ですが、拉致問題についていつも姿を見せたのが枝野代表です。
政府・与党から、拉致問題解決に向けての熱意や必死さが感じられません。 総理は、拉致問題の解決に向けて、どんな行動をとるおつもりですか?現状打開に向けた具体策をお尋ねします。
引用元 枝野幸男代表・代表質問(予定稿)
拉致問題以外のことには具体的なことに言及していた枝野代表ですが、『私なら金正恩氏にすぐに会いに行く』と言うことぐらいは言及できたのではないでしょうか。
有権者からしてみれば、立憲民主党の方こそ『熱意』『必死さ』が感じられません。事実、立憲民主党所属の生方衆議院議員が『拉致被害者に生存者はいないと思う』と発言した問題に対して、立憲民主党が下した処分は厳重注意です。国民の命をこれほど軽視した発言をしたわけですから、除名が妥当なのではないでしょうか?
今般の生方議員の発言は、党としての考え方と全く相容れないものであるのみならず、拉致被害者とご家族及びこれまで拉致問題の解決に携わってこられたすべての方々を深く傷つけるものであり、本人に対して厳重に注意を行いました。生方議員は発言を撤回し、深い謝罪の意を示しました。
今回の件に関し改めてお詫び申し上げます。今後も、もはや一刻も猶予はないということを肝に銘じて、一日も早いすべての拉致被害者の帰国にむけ、全力で取り組んで参ります。
引用元 緊急声明
党の姿勢と相容れないとするなら、厳重注意処分ではなく除名処分にすべきです。この生方発言を取って見ても、立民の拉致問題に対する『熱意』『必死さ』がないことは明らかです。
結局、その後、世論の反発を受けて七日、立民は生方氏を公認しないとしましたが、除名にはしていません。
北朝鮮による拉致問題の解決を目指す上で、岸田総理、枝野代表のどちらが適任かということは考えるまでもなく岸田総理です。
口先だけの政党に騙された過去が有権者にはトラウマのように残っています。あのような時代に戻さない為にも立憲民主党の甘言には注意が必要です。