日刊ゲンダイ、岸田内閣を『安倍麻生傀儡』と批判⇒『脱安倍・麻生傀儡シフト』とわずか10日間でどうして主張を変えるのでしょうか。。。
岸田総理が所信表明演説を行い、各党による代表質問も行われ岸田内閣が動き出しました。岸田内閣に注目をしているのは、国民だけではなく政府に批判的なマスコミも同じです。
政権に批判的なマスコミの1つが日刊ゲンダイですが、岸田内閣に対しても批判ありきで報道しています。日刊ゲンダイは岸田内閣=安倍元総理と麻生副総裁の傀儡だという記事を配信していましたが、わずか10日後には違う報道をしています。
日刊ゲンダイが批判をしたいのが良くわかります。こうした批判の目的の報道は、衆議院議員総選挙が近づくに連れて多くなると思います。こうした芯のない報道に騙されてはいけません。
傀儡と批判していた日刊ゲンダイ。。。
岸田総理は、自民党総裁選の時、自身が考えるコロナ対策や経済政策をいの一番に発表していました。その政策は前政権の軌道修正を図るものも含まれています。それにも関わらず日刊ゲンダイは政治評論家の言葉を借りながらも『傀儡』と批判をしています。
ふたを開けてみれば、一番つまらない候補が新総裁に選ばれた。
2週間もバカ騒ぎが続いた自民党の総裁選は、事前の予想通り、岸田文雄前政調会長(64)と河野太郎行革担当相(58)との“決選投票”となり、<岸田257票vs河野170票>と大差をつけて岸田が圧勝した。
中略
「安倍、麻生両氏は新政権の人事や政策決定にも手を突っ込んでくるはず。岸田氏も2人の顔色をうかがい続けるようだと、約9年に及ぶ安倍路線の継続は必至。29日の会見でも、岸田氏は安倍氏の“急所”である森友問題の再調査を再び否定した。結局、2Aの都合で傀儡政権が誕生するだけなら、菅首相の不出馬表明以降、約1カ月の政策論争は無意味です」(政治評論家・本澤二郎氏)
安倍と麻生の高笑いはしばらく続きそうだ。
岸田総理が掲げた政策について日刊ゲンダイは、関心がないようです。政策を見れば岸田内閣が傀儡でないことは一目瞭然です。的外れも良いとこでしょう。
日刊ゲンダイが、是が非でも岸田内閣を批判したいと姿勢が良くわかるのが、次の記事です。
岸田内閣を傀儡と批判していたにも関わらず、今度は違う報道したのです。
8日、自民党の総務会が開かれ、麻生太郎前財務相の副総裁就任が正式に決定した。岸田総裁―麻生副総裁―甘利幹事長のラインが出来上がった。これまで「3A」と称され、自民党を牛耳ってきた安倍晋三、麻生太郎、甘利明の3氏のうち、安倍元首相だけラインから外れた形だ。すでに「3A」には亀裂が生じていると報じられている。新体制によって亀裂が深まる可能性がある。
どうしても岸田内閣を『傀儡政権』として批判したいという日刊ゲンダイの意図が良くわかります。都合よく前言と違うことを言い始めるマスコミは信用に値しないことは言うまでもありません。
それに日刊ゲンダイの報道は人事にしか焦点をあてていない疎かなものです。日刊ゲンダイがマスコミとしての矜持を持っているなら、岸田総理の政策に焦点をあてるべきです。
こうしたマスコミの適当な報道は、衆議院議員総選挙が近づくにつれて多くなると思います。
適当な報道を繰り返し、有権者を困惑させることはマスコミのするべきことではありません。