「ファーストの会」が事情はどうあれ“小池第2新党”でしかない理由




都民ファーストの会が10月3日、記者会見して明らかにした国政新党「ファーストの党」設立。政策も役員人事も勝敗ラインも連携する他の政党も説明できない残念ぶりで、注目度は低い。小池百合子東京都知事自身の意向ではないとの見方もあるが、果たしてそうか。いずれにせよ有権者には「小池新党」にしか見えない。

10月3日、東京都議会第2会派である「都民ファーストの会」による国政新党立ち上げを発表した記者会見の、率直な印象だ。

なにしろ党名が「ファーストの会」である。何のひねりもない。第一、主語がない。何がファーストなのかまったく分からない。

しかも、衆院解散まであと10日余りというのに党の綱領も政策の骨子もないのだから、メディアの取り扱いが極めて小さいのもうべなるかなである。案の定、新内閣誕生のニュースに完全にのみ込まれてしまった格好だ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4357788ede5c6b6c698cf95369d1e1ebacb03f2d


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ネットの声

この話が出た時に直ぐに出た反応である「自分」ファースト以外の何ものでもないだろう。
都民ファーストの会には、ひと欠片の自浄作用も認めることはできない。無免許運転を繰り返し、挙げ句の果てに事故を引き起こした同派閥都議への対応を見れば明らかだろう。
東京の政治さえも把握することができない小池都知事が、国政を担えるはずはないと思う。
小池氏は東京五輪でもコロナ対策でも、大事な判断を要することには触れず、誰でもわかる当たり前の事をメディアの前で喋り、世間の不満が高まれば国や大臣の責任にして、結果が良ければ自分の手柄にする。
党の綱領も政策もないのに、立候補者を公募するってどういうことでしょう。
主語のないファースト、都合よく解釈してやりたい放題の印象しか持たれない。
国政に定着は無理かもね。
今はメッキが剥がれて「小池ファースト」…変な宗教の教主のように自身のためだけの集団であることが見えていて、「ファーストの会」と言われてもシラケるばかりだ。
2017年の時に「希望の党」を立ち上げたがうまくいかず、結局、国民民主党に合流して希望の党は解党したはずですが…。
小池の本性が表れている。何故国政政党設立を未だに諦めていないかと言えば、政府が都から吸い上げた税金を地方に配り、助けてあげているとの理由付けで不満を漏らした過去が有るから。
全ての前にきっちりとひき逃げを起こした議員(すでに除籍済)を辞職させることから、スタートしなければ、だれも新会派・国政参加には懐疑的である。
ある時はコロナ被害者ファースト、ある時はパラファースト、ある時は天災被害者ファースト等、状況により主語が変わる政党なんだろうが、自分ファーストと揶揄されるのも当然だろう。
ファーストの政治家からすると、

「小池さんは初の女性首相の座に最も近い」

という東京報道の大ウソに乗ってしまった焦燥感も大きいと思う。





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