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中山副大臣の遅刻を騒ぎ立てる立憲民主党。委員会の開催を流す行為は行き過ぎです。民主党政権では閣僚が遅刻していた時は委員会は開催。。。


立憲民主党が中山副大臣の遅刻に対して批判をしています。もちろん、大事な国会でも審議ですし、中山副大臣も謝罪したように遅刻は褒められたものではありません。

ですが問題は遅刻についての立憲民主党の対応が正しかったのか否かではないです。

立憲民主党は何かあればすぐに委員会審議を止めます。時と場合によっては委員会の開催も取り止めにしています。

立憲民主党の前身にあたる民主党が政権を担っていた時、副大臣ではなく閣僚が遅刻したことがありました。その時、野党自民党は批判こそしていましたが、退席はしていませんでした。

立憲民主党が審議より、目立つことを優先していることは火を見るよりも明らかです。

副大臣の遅刻で委員会を取り止めにした立憲民主党ら野党。。。

委員会は国会の実質的審議を行う場であり、いわば国会論戦の中心となる場所です。この委員会に中山防衛副大臣が遅刻する事態が発生しました。

中山泰秀防衛副大臣が20日、参院外交防衛委員会に2分遅刻したことに野党が反発し、予定されていた一般質疑などが取りやめとなった。

午前10時から開会予定だった同委では、自民に冒頭から14分間の質問時間が割り当てられていた。しかし、当日になっても自民が質疑者を立てなかったため、与野党は同日朝の同委理事会で立憲民主党から質疑を開始することで合意した。自民が質疑者を立てなかったことを防衛省の事務方は把握していたが、中山氏には伝わっていなかったという。
引用元 中山副大臣、2分遅刻で委員会取りやめ 野党反発

報道によれば、委員会の質疑の順番が変わったことが原因のようです。事務方は把握していたにも関わらず、遅刻したことは褒められることではありません。

中山防衛副大臣と防衛省の事務方には深い反省が求められます。

ですが、気になるのは立憲民主党を始めとした野党の対応です。防衛副大臣が2分遅刻したことに反発し、委員会が取り止めになりました。立憲民主党らの方が、国会での審議を軽視しているのではないでしょうか。国民にとっては法案の審議はとても大切です。遅れて何の良いこともありません。

立憲民主党の前身の民主党の時の野党自民党の対応とは180度違います。

民主党政権の時にもあった遅刻。。。しかも3閣僚同時に遅刻。。。

立憲民主党の役員の顔ぶれを見れば一目瞭然ですが、民主党政権で政府や党の要職を務めた人ばかりです。

その民主党政権でも遅刻はありましたが、今回の中山防衛副大臣の遅刻とは決定的に違うところがあります。民主党政権の遅刻は3閣僚同時でした。

2010年度政府予算案の審議が始まった3日の参院予算委員会に、仙谷由人国家戦略担当相、前原誠司国土交通相、原口一博総務相がいずれも数分間遅刻した。これに野党が「参院軽視」と抗議。結局、委員会の開会が約15分遅れ、冒頭、平野博文官房長官と3閣僚が陳謝する異例の事態となった。予算案は2日に衆院を通過し、年度内成立が確定しており、閣僚の「気の緩み」と批判を浴びそうだ。

中略

最初に質問に立った自民党の林芳正参院政審会長は「予算委員会に大変失礼だ。危機管理の問題だったらどうだったか。今の鳩山内閣を象徴している。きちんと連絡を徹底して、内閣全体として仕事にあたってほしい」と批判した。
引用元 仙谷・前原・原口3閣僚が遅刻 予算委開会15分遅れる

民主党政権の時も遅刻しているということを言うつもりはありません。注目すべきは、野党自民党の対応です。3閣僚が遅刻したにも関わらず、林参議院議員は質問に立っているのです。

ここで野党自民党が退席すれば、野党自民党は民主党政権の緩みを世間にアピールできたはずです。ですが、それもせず委員会の質疑を淡々と行ったのです。

今回の立憲民主党の対応とは雲泥の差です。ここが自民党と立憲民主党の違いです。

立憲民主党は、世間に自身の存在をアピールしたいのでしょうが、逆効果であることに気が付かないのでしょうか。

このような立憲民主党が国会に存在することは、国民と国会を侮辱することでしかありません。本当にこうした馬鹿らしい行為は止めていただきたいものです。

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