【支援給付金】持続化給付金、ネット申請のみ 高齢事業者「できん」相談殺到




新型コロナウイルスの感染拡大の影響で収入が半減した個人事業主に最大100万円を支給する国の「持続化給付金」のインターネットによる電子申請が1日から始まり、パソコンやスマートフォンに不慣れな一部の高齢事業者が申請できない事態に陥っている。経済産業省は電子申請が困難な事業者向けの「申請サポート会場」を5月末までに全国で400カ所以上設置する方針だが、12日時点で開設したのは東京都八王子市の商工会議所など4カ所のみ。電話窓口のコールセンターもつながりにくいため、身近な相談先の商工会などに問い合わせが殺到している。

「パソコンもスマホも持っていない。自力ではどうにもならん」。岐阜県下呂市金山町の和菓子店「餅倖(もちこう)」の経営者大岡佳さん(78)は給付金の申請方法に憤る。

給付金は申請から2週間程度で現金が手元に届くため、当面の資金繰り対策として期待したが、申請はオンラインのみ。家族にパソコンやスマホを持つ人はなく、早期の申請を諦めた。休業要請に伴う県の協力金50万円も支給の対象外で、国や県の支援策からは外れている。

店舗は、路地裏を散策する「筋骨(きんこつ)めぐり」の観光客が立ち寄る人気スポットだったが、新型コロナの影響で客足が途絶えた。地域の祭りは中止が相次ぎ、餅まき用の商品の注文も消えた。4月の売り上げは大幅に減り、国が国民に10万円を配る「特別定額給付金」を経費支払いの当てにする日々だ。「店を開けていても客はゼロ。この状態が続けば店がつぶれてしまう」と苦しい胸の内を明かす。

県商工会連合会によると、5月1日以降は県内の42商工会に1日当たり計100件程度の相談があり、給付金に関する問い合わせが増えている。担当者は「国のコールセンターがつながらず、各商工会で電話を受けることが多い」と話す。

金山町商工会(下呂市)は大型連休中の4~6日に休日相談窓口を設け、約50件の相談を受けた。「インターネットでの申請の仕方が分からない」といった内容も相次いでおり、担当者は「地方は70代以上の事業主が多く、融資を受けるくらいなら廃業を選ぶ人もいる。このままでは地方の街の明かりが消えてしまう」と危惧する。

一方、各商工会もどこまで相談に対応すべきか頭を悩ませる。給付金の問い合わせ窓口は国の設置する申請サポート会場だが、設置場所すら未定。経営指導員の一人は「相談されてもサポート会場の設置を待ってもらっている状態。目の前で困っている事業者を助けられないのは歯がゆい」と悔しさをにじませる。サポート会場は各都道府県に1カ所以上となっているが、「高齢者は遠方に行くのも難しい。国は身近な場所にサポート会場を設けてほしい」と訴える。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200513-00239507-gifuweb-l21

GNJ
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ネット社会である現代日本では確かに高齢者のこういった問題は多発するのはわかっていたことでもあると思う。だがこれは今に始まったことではない、事前に対応の仕方などたくさんあったであろう。今になってやり方わかりませんと言い出すのは、後出しじゃんけんと同じようなものだ。

ネットの意見

確かに年配の方には難しいかもしれない。
生年月日入力部分がさ//入力しないと進まないんだよ。
高齢者ではない自分(とは言っても当方37)でも、入力には1時間弱はかかりました、まぁ高齢者には厳しいでしょう。
すべての人が何ら支障なく手続きができる、理想ではあるが、抵抗勢力に配慮しすぎていては役所手続き等で紙主義からの脱却は難しい。
効率化を図った上での、必要最低限のフォロー体制構築が重要になるのだろう。
ネット申請での誤入力が頻発していて、約6割のネット申請に不備があるらしい
そうなると担当する職員の負担は計り知れないですよね
またマイナンバーへの駆け込み申請、またマイナンバーを取得していてもパスワードを忘れるとかで窓口対応の負担が更に増す事態に…対応されている方は本当にご苦労様です
素早く給付するには、ドイツみたいに簡略化したオンライン申請にするしかない。
ドイツは一つの州で100億円以上の詐欺にかかって海外に不正送金された。
けど、現実的に高齢社会の日本ではそれは無理。
いくらマスコミが急げ急げと煽っても、高齢者を相手にしてたら
時間のかかる窓口申請でしか対処できない。
「困る」のはまあ分るが、「憤る」のは止めたほうが良い。
せめて、次の世代の邪魔をするのはよそう。
生き残ることのできるものは強いものではなく変化できるもの、という言葉を聞いたことがありますがまさにそれの顕現かもしれませんね。
できないからやらない、では光明は見えないと思います。
誰かに頼る、どうにかできるように頑張る。
年齢を言い訳にしてはいけません、機械に強いご年配の方も多くいらっしゃるのですから。
体に障害を持って申請そのものが難しい方もいるとは思いますが、それでもやらなければ生き残れないのならやるしかないでしょう。
できない人にばかり注視してできない理由を挙げるよりもできない人にはどうやったらできるようになるかニュースなどで教えてあげればいいと思いますが。
利用者が世の中の流れに追い付く努力を放棄しすぎだと思いますけどね。日本のitが進まないのは、主に利用者側のマインドが問題だと思うんだけど。
わからないからできない、とは、自ら進んでやらない選択をしてることになります。わからないんじゃなくて、わかるようになるんだよ。と、言ってる私も相当苦手です、こういうの。でも仕方ない。そうなるんだから。もちろん、わかりやすくする努力もしてほしいですが、とにかく利用者が無知を正当化していてはいけない。




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