危険なバス停、36道府県で7300か所超…8か所で人身事故
横断歩道や交差点のそばにある危険なバス停が、36道府県で計7325か所にのぼることが、国土交通省の調べでわかった。停車したバスが要因となった人身事故が、静岡、埼玉、広島、滋賀の4県の8か所で起きていたことも判明。危険なバス停での人身事故の状況が初めて明らかになった。同省は安全対策を急ぐとともに、今後、残る11都府県分を公表する。
国交省は全国約40万のバス停について、危険度が高い順に(A)横断歩道にバスの車体がかかるか、過去3年で停車中のバスに起因する人身事故が発生(B)横断歩道の前後5メートルの範囲か、交差点に車体がかかる(C)交差点の前後5メートルの範囲に車体がかかる――などの基準で3ランクに分類する調査を実施している。
10月30日に6県780か所のバス停名や所在地などをまとめたリストを初公表。今月に入り、新たに30道府県の6545か所のリストを各運輸支局のホームページなどで順次、公表した。
36道府県の危険なバス停の内訳は発表時点で、Aが17%の1228か所、Bが56%の4116か所、Cが27%の1981か所だった。
人身事故が起き、Aランクに分類されたバス停は、静岡県3か所、広島県3か所、埼玉県1か所、滋賀県1か所だった。読売新聞の取材では、2016年以降に少なくとも6人が重軽傷を負っていた。
静岡県伊東市では今年7月、停車したバスの前方にある横断歩道を渡っていた小学2年の女児(8)が、バスを追い越してきた車と接触し、軽傷を負った。大津市でも18年3月、20歳代の乗客がバスの前方から道路を横断しようとした際、バスを追い越した車にはねられ、1か月の重傷を負った。いずれもバスの車体が死角になった可能性が高い。
残る11都府県は、東京、神奈川、千葉、栃木、新潟、富山、石川、福井、山梨、京都、徳島。危険なバス停の数はさらに増える見通し。
◆危険なバス停=横断歩道や交差点のそばにあり、停車したバスで死角ができ、事故を誘発する恐れがあるバス停。横浜市で2018年、バスの死角に入った小学5年の女児が車にはねられる死亡事故があり、調査が始まった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ef05f857883c10699e6618442420b29ed8b94cfd
ネットの意見
バス会社だけを悪者にするのはどうかと思う。
追い越しをする車の安全確認義務違反もあるし、歩行者もやはり安全確認をしないと自分の命を守れないよ。
元々バス停があったところに、
あとから横断歩道や交差点などを作って危険なバス停にしたんだろ。
そもそもそんな危険なところにバス停なんて設置させてもらえないだろ。
たまにじゃなく、月に何回もある
ここまで書くとカドが立つが、アルベル、ハイエース系などのゾロ目やシンメトリーナンバーがほぼ該当する。
毎回「やっぱりな」と感心する
バス等横を通過するときは1m以上間隔開けてかつ徐行となってるのを守らない。横断歩道通過するときは安全確認できないときは一時停止が義務付けられてる このことをどれだけの人が理解し守ってるのか?
あいつが悪い。こいつが悪いで世の中解決するなら苦労せんわ
常識を忘れて「急に飛び出してきた」 の言い訳
見えない先を 誰も何も出てこないだろう
と勝手に思い込み 漫然と運転するドライバー
バス停の後ろから追い抜く時 バス停に対向してすれ違う時
渋滞の車列の横をすれ違い すり抜く時
神経使いますよ でもそれが日々の現実です
ゆとりをもって 運転するしかありません
バス停の設置は、国土交通省だけでなく、地元警察とも協議して設置するものなのだし。
小学生の頃バスを降りて停車中のバスの前の横断歩道を渡ろうとしたら、バスを追い越した車に後一歩で轢かれそうに。それを見ていた親に、これからはバスが行くまで横断歩道は渡るなと言われて、ずっとそうしていました。
運転したことない子供には、バスの後ろから車が出てくるなんて想像もできない。
こういうバス停はすぐには無くならないだろうし、お子さんがいる方は気をつけるよう教えてあげて欲しいです。
結果危険な状況が起こりやすくなっている。
まあバス停も区間距離の短い所も多数あるから切れ込みとか設置しにくいと思うけど。横断歩道も歩道付きの交差点がすぐ近くにあるのに横断歩道と多過ぎる場所もある。改善して欲しい。