共産の田村委員長が「組織力が後退している」と認めました




共産党が党勢の後退と組織の弱体化を認めました。

共産党の組織弱体化が鮮明になっている。7月の参院選で改選7議席から3議席に後退。比例代表は過去最低の2議席に終わり、選挙区の当選も東京の吉良佳子氏のみにとどまった。党員の減少が主な要因だが、打開策は打ち出せていない。

比例は「650万票、5議席」を目標に掲げたものの、得票数はその半分に満たない286万票と低迷。山下芳生副委員長ら現職2人が落選した。選挙区でも現職3人全員の当選を目指したが、伊藤岳(埼玉)、倉林明子(京都)両氏が涙をのんだ。田村智子委員長は「組織力が後退している」と率直に認めた。
引用元 共産、組織の弱体化鮮明 党員減、打開策出せず

支持者の高齢化が一番の問題です。若い世代からの支持が集められなければ、年々支持者が減るのは自明の理です。

共産党の体質も、党のイメージも今の社会で受け入れられにくくなってきたからだと思います。欧州では極右政党の躍進が目立ち、国際社会では保守化が進んでいるように見受けられます。そんな中、左翼政党が支持を集めるのはなかなか難しいのではないでしょうか。左翼政党でも野党第一党の立民も停滞し、れいわ新選組が徐々に力を付けていっています。保守でも新興政党の躍進が目立ってきたように、左派も新旧交代の時期かもしれません。




関連記事一覧