
英国の博物館にも慰安婦に関する展示物です。外務省は先手先手で韓国団体の活動を阻止してください
ベルリン中心部にあるミッテ区では、4年前に韓国系の市民団体が慰安婦問題を象徴する少女像を住宅街の公有地に設置し、ベルリンの日本大使館は撤去を求めてきました。 こうした中、ミッテ区は、像の設置を認める期間が2024年9月28日で終了したことから同月30日、4週間以内に撤去するよう団体に命じました。撤去しない場合は過料を科すとしていました。これを受け団体は、同年10月に命令差し止めを求める仮処分を申し立てました。
そして、今年に入りベルリンの行政裁判所は4月16日までに、存続を今年9月28日まで認めると決定しました。団体は戦時下の性暴力を伝える像として恒久的な設置を求めており、9月までの決定を不服として上訴する可能性があり、撤去が9月以降に実現するのかどうかは不透明です。
また、3月8日の国際女性デーに合わせドイツケルン市の博物館「ナチス記録センター」前とヘッセン州のカッセル大学近くの教会に2体の像が設置されました。
この様に慰安婦像が着々と設置される中、遂にイギリスにまで慰安婦に関する展示物が設置されてしまいました。
外務省は先手先手の行動を
懸念ではなく、大使を呼び出し厳しく抗議することと、「適切な対応」ではなく、即座に撤去を求めるべきです。
また、『英国に住む日本の関係者の一人は「戦争博物館は多くの人が訪れる観光名所だ」と指摘し、「今回の展示を機に慰安婦問題に関する一方的な主張が浸透し、像の設置運動などに発展する事態を警戒しなくてはならない」と訴えた』と、今後、事実と異なる主張が英国に広まる可能性もあると言います。
昨年9月にはイタリアにも慰安婦像が設置されてしまいました。
韓国団体の一方的な主張が欧州に広がりつつある中、日本の外務省の対応といえば設置された場所に抗議するという後手後手の対応しかしていないように見受けられます。これだけ欧州で韓国団体の活動が広がっているのですから、もっと先手先手に「韓国団体の主張は一方的で事実と異なる」と周知させ、事前に設置を阻めるよう手を打つ必要があります。
また、日韓合意を結んだ以上、市民団体に誤った行動を止めさせるように韓国政府に対しても抗議をする必要があると考えます。
