
立民の原口議員「古古古米は人間様、食べてない」に小泉大臣が「発言は非常に残念」とコメントです
立憲民主党の原口一博議員が、佐賀市で開かれた連合佐賀の集会で、スーパーやコンビニエンスストアなどの店頭に並び始めた2021年産の政府備蓄米を念頭に「古古古米はニワトリさんが一番食べているんですよ。人間様、食べてないですよ」などと発言したことが話題となっています。
原口氏は5月、自身のXに「家畜用だろう? 古古古米」などと投稿していました。
国民民主党の玉木雄一郎代表が政府備蓄米を「あと1年たったら動物の餌になるようなもの」などと発言して謝罪したことにも触れ「玉木代表この間ね、草場さん、叩かれてましたよね。本当のことを言っちゃいけないんですか」とも語っていました。
発言を受け、小泉農相は「備蓄米は有事の際の主食用で供給できるように品質維持され、海外への食料援助にも供されている。指摘は実態と異なっていて大変遺憾。衛生管理された備蓄米が国民に提供できているのに対して、発言は非常に残念」などと話していました。
備蓄米のうちは国民が食せるような状態で管理されます。そして、備蓄米の廃棄先がエサになるのです。
スーパーでも賞味期限ギリギリになったものは安売りして、それでも売れ残れば廃棄になります。備蓄米はこれと同じ理屈だということが理解できないようなら、政治家として失格だと思います。
ましてや、備蓄米を実際に購入して食べている国民もいます。実食した人からは「少し硬いけどおいしくないことはない」という声もあります。発言はこういった人たちへの配慮の欠片もなく、「残念」どころか「人としてどうだろう」と疑います。
