昨年の「フィッシング」が過去最多 148万件超
統計を取り始めた05年以降で最多だった23年の年間の119万6390件を既に上回りました。
協議会は犯罪者が自動送信システムを使っている可能性を指摘します。
セキュリティー企業は文面作成に生成人工知能(AI)を悪用している恐れがあるとみています。
協議会はクレジットカード会社やインターネット通販会社、一般のメール利用者などから報告されたフィッシングのメールやSMSの件数を集計したとしています。
協議会の担当者は同じ文面のメールが同時間に何万通も送信される例があるとし「人手でこれほど大量に送ることは難しい」と分析しました。